大麻の違法と合法と正当
違法の大麻
大麻は違法。これが日本人の大半を締めるイメージだと思います。私もそうでした。
調べるうちに大麻の中には本当に色々あって、何が違法なのか、何が違法じゃないのか良くわかりました。
現在の日本では、大麻草の花と草から抽出される部分のTHCは多幸感，幻覚，妄想などを引き起こし有害性があるとし、栽培・輸入・輸出・譲渡し・譲受け・所持等についての営利犯加重処罰規定、および、未遂罪、栽培・輸入・輸出についての予備罪及び資金等提供罪、周旋罪等が罰則対象となり、ここに使用に関する罰則は含まれておりません。
日本では伝統的に茎の部分は麻織物や麻縄に利用され，種子は七味唐辛子に使用されるなど歴史が古く、こうしたことから「成熟した茎や種子の部分は有害性がほとんどない」として規制対象から外されたのです。
しかし、これら茎や種子に全くTHCが含まれていないかというとそうではなく、微量なTHCが含まれている場合があります。この茎や種子が体内に入った場合に、尿検査で微量なTHCが検出されることが絶対ないとは言えません。
尿として排出されたものが大麻の茎または種子だったのか、それとも違法とされる樹脂、花、草、などの部分だったのかが特定できません。尿検査でTHCの陽性反応が出たからと言ってそれが規制対象であるTHCをその人が摂取したとは必ずしも言えなくなります。
上記の理由から大麻にあたっては覚せい剤とは異なり、使用罪は処罰範囲から除外されました。有害性が少ないから不処罰とされている訳ではなく、処罰範囲の明確化という刑法の大原則である罪刑法定主義の観点から不処罰とされている様です。
合法の大麻
現在の日本で大麻草の合法な部分は成熟した茎と種子の部分となっております。
医療用大麻の合法化を求める声も多く上がっていますが、今のところ2019年に医療用大麻薬品の治験が許可されただけとなっています。
合法とされ日本でも健康食品などに使われ、茎と種から抽出されたCBD商品が広まりつつあります。
合法という言い方がどこか引っ掛かる
合法という言い方がどこか引っ掛かるのは私だけでしょうか…。違法は違法でしょうけど、合法はどこか法を少し掻い潜ってる様な部分があるよう聞こえてしまうのです。おそらく合法ドラッグという言葉があるからだと思います。
違法と合法という言葉を改めて調べてみました。
・違法 法律に背くこと
・合法 行為などが法で許された範囲内であること
どこかパッとしない気がします。
CBDの効果効能やクリーンさを推している私としてはもう少しキチッとした言葉を探そうと思いました。
CBDは正当
私はCBDは合法ではなく正当という言葉を使おうと考えました。正当という言葉の方がよりクリーンなイメージを受ける気がします。
正当という言葉も調べてみました。
・正当 正しくて道理にかなっていること。また法規にかなっていること。
これですね。パッとしました。
私はこれからCBDは正当な基準を満たした大麻成分であると発言していこうと思います。
