ランニングコストを下げる(III.広告費を下げる)
広告を出すということは、とても「楽」な営業活動である。
新聞、雑誌、折込チラシ、テレビCM、テレビ番組、WEB広告などなど
なんとなく、人が見るであろう媒体に
なんとなく、打ち合わせをして
なんとなく、高いお金を払って、それっぽいものを作って
実際に掲載・表示・放映されれば
なんとなく、良い仕事をした感じになれる
たまにヒットすることもあるけど
中小企業が出す広告なんて
だいたいは効果がない、と相場が決まっている
広告は「ザイオンス効果」を目指すものだ。
ザイオンス効果を知らない場合は、説明が面倒なのでwiki等で、まずは基礎知識を入れてほしい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E7%B4%94%E6%8E%A5%E8%A7%A6%E5%8A%B9%E6%9E%9C
簡単に言えば、何度も何度も見ていると、良いものに見えてきたり、信用してしまったり、欲しくなったりする、ということだ。
台所洗剤で考えるとわかりやすい。
スーパーの棚には、ものすごい種類の洗剤が置いてあるが、
あなたが手に取るのは、いつもテレビCMで流れているメーカーもののはずだ。
より性能が高い製品、より価格が安い製品があっても、目に止まらない。
これが、ザイオンス効果だ。
すなわち、「洗脳」に近いレベルまで、繰り返し、嫌な気持ちにさせることなく、見せ続けるためには「お金」と「デザイン・企画」が必要ということだ。
中小企業の予算で、自社の予算で、これができるだろうか?
月に数百万円の予算を投じ続けることができるだろうか?
まさか、月に10万円程度で効果的な広告が打てると思っていないだろうか?
広告とは、予算のある企業こそ優位になるようにできているのだ。
では、広告を打たずに、どうやって集客すればよい?
広告をうたずに、どうやって販売すればよい?
広告には「目的」がある
1.認知度を高めるための広告
2.新規顧客の集客、販売に繋げるための広告
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