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コンプレックスを武器に。天職と同等までレベルアップさせることは可能か?  #研究報告書

🌻実験の目的と背景

昨年、新しい働き方LAB1期生として、半年間活動させていただきました。
第1期の活動報告書はコチラをご覧ください。


『いつからだって、人は立ちあがれるし、いつからだって、始められる!』
という学びを得て、充実感で胸がいっぱいになったのは一瞬。
実は、途中で研究計画を変更しています。
その時の判断に後悔はありませんが、悔しい気持ちがずっと残ったままでした。

そして…
これまでの人生で3本の指に入るであろう、大きな後悔をすることになります。
なんの取り柄もない私が、
 ・仕事をする上で、常にポリシーとしてきたこと
 ・唯一、自信を持っていたこと
を一瞬にして失うことになりました。

さて、これからの人生どうしよう。
振り出しどころか、マイナスからのスタート。

第1期で得た『私の生き方実験』の成果を、今こそ発揮する時。
第2期は、第1期の自分にリベンジの気持ちで参加することを決めました。

そのため、成果が出なかった場合は、ある決断をするつもりでいます。
私らしく生きるための方法・スキル・環境を得て、次のステップへ行くために。

第2期の研究活動が、失ってしまったモノを取り戻すキッカケになったらいいなと思っています。

研究計画書より

🌻検証したいと思っていたこと

  1. 苦手なコト(コンプレックス)を克服することは可能か?

  2. 好きなコトと併せて行うことで、どのような変化が起こるのか?

  3. どの程度『学ぶ』と『仕事(稼ぐ)』につなげることが出来るのか?

🌻研究活動の概要

A)活動内容

第1期の研究時に、
『何かスキルを得ようとする場合、圧倒的な時間と量が必要!』
ということを、身をもって経験しています。
これは、自分自身が好きなコトを夢中になってやればやる程、能力が上がっていくのと同様だと考えます。

そのため、苦手意識を克服するために必要なのは、
『圧倒的な時間と量をいかに費やせるか?による』
であると、ここで仮定します。

デザイン学習とイベント運営は、第1期にも経験させていただいたコトです。
しかし、興味を持つことは出来たものの、苦手意識を克服するところまでには至りませんでした。

今回の実験では、自分自身に【圧倒的な時間と量】を課します。
ですが、精神的負担が高くなる可能性を考慮し、自分の好きなコトも並行して実施します。
好きなコトと一緒に行うことで、相乗効果が期待出来るのではないかと考えています。

【圧倒的な時間と量を費やす予定のモノ】
 ① Udemy講座の聴講
 ② デザインに触れる
 ③ インプット
 ④ アウトプット
 ⑤ 自分の好きなコトをする

・前半3か月間(7・8・9月)
基礎編として、Webデザインのラーニングパス
に則り、Webデザインに必要な知識・スキルをマスターする。

・後半2か月間(10月・11月)
実践編として、ポートフォリオの充実&Webデザインの仕事獲得を目指す。
なにかひとつでもWebデザインのお仕事をいただくことが出来れば、目標達成とする。

研究計画書より

B)測定方法

Webデザイン学習&自分の好きなコトに対しての、
 ・学習時間
 ・活動に対する満足度(5段階予定)

を毎日記録し、可視化する。

月2度実施のメンター会にて学んだこと

Webデザインでの仕事獲得までの過程を
 ・SNS(主にTwitter・note)
 ・ブログ(イチから制作)
にて発信予定。

『0⇒1』のWebデザインで仕事を得るために、どれだけ時間がかかるのかを計測。
もし仕事を得ることが出来た場合、実験は成功とする。

ランサーズにて1件獲得出来た場合、それ以降は
 ・プロジェクト案件
 ・コンペ案件
での提案数と仕事獲得率を可視化する。

研究計画書より

C)スケジュール

・7月… Photoshopスキル習得 
   ⇒ 圧倒的にバナーに触れる月

・8月… UIUXデザインスキル習得 
   ⇒ 圧倒的にWebサイトに触れる月

・9月… Webディレクションスキル習得&ミニイベント実施 
   ⇒ 圧倒的に手を動かす月

・10月… ポートフォリオ制作&Webデザイン営業活動
   ⇒ 圧倒的に○○○な月(前半の進捗状況を見た上で決定)

・11月… Webデザイン営業活動&大型イベント実施
   ⇒ 圧倒的に○○○な月(前半の進捗状況を見た上で決定)

・12月… 研究報告書執筆

研究計画書より

🌻結論と根拠・気づき

A)結論

・苦手なコト(コンプレックス)を克服するためには、相当の『覚悟』『忍耐力』が必要
『継続』することさえ出来るのであれば、もしかしたら道はつながるのかもしれない
・天職とはなるものではない、気づいたらなっているもの

B)検証結果 ①学習記録

・日々の学習記録を『Studyplus』というアプリに入力し時間を管理
・日々の学習満足度を『Twitter』にて発信
 ※満足度を1リス~5リスの5段階に分け、学習時間や内容などを総合的に判断して主観的に決定

Webデザイン満足度評価
好きなコト満足度評価

【Webデザイン編】 

★合計学習時間:282時間 (惜しくも300時間に届かず…😢)
 
-上記時間のうち、インプット時間:200時間
 
-インプット時間のうち、Udemyを活用しての学習時間:145時間
 -上記時間のうち、アウトプット時間:82時間

Webデザイン学習時間
Webデザイン学習時間中のUdemy学習時間
Webデザイン学習時間中のアウトプット時間


Webデザイン学習100時間達成!(2022年8月9日)
Webデザインラーニングパス終了!(2022年8月23日)

・200時間達成タイミング…2022年11月2日
・300時間達成まで残り18時間
 2022年12月20日最終日まで研究を継続したが、達成ならず😢

月ごとの満足度グラフ

Webデザイン学習満足度集計

★平均満足度:3.22

🌻 🌻 🌻 🌻 🌻

【好きなコト編】

★合計学習時間:191時間

好きなコト学習時間

月ごとの満足度グラフ

好きなコト満足度集計

★平均満足度:2.68


B)検証結果 ②学習内容

・Webデザイン)ラーニングパスに沿ってUdemy講座を受講

・上記に加え、自身で選定したUdemy講座を受講&書籍にて学習
⇒一覧を別記事にて作成していますので、ぜひご参照ください。


B)検証結果 ③コンペ

・イベントバナーコンペにて2度選出いただきました!
・PDCAサイクルを経験させていただくことが出来ました!!
⇒詳細は、以下記事をご覧ください。


B)検証結果 ④イベント

・企画チーム)メンバーとして参画
・週に一度のミーティングに参加、よりよいイベントにするためのアイディアを各々シェア
・広報チームより、イベントバナー制作者としてインタビューを受ける
⇒人生初めてのインタビューを経験!
 あさつゆさん、私のつたない言葉をキレイにまとめてくださり、本当にありがとうございました💛
・Udemy企画でご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました!


🌻研究に関する考察・これから

A)考え方・価値観

私は、『努力は必ず報われる』という言葉が大嫌いです。
なぜか?
努力をしても、報われなかった経験をしているからです。
ですがそう言うと、必ずこう言われます。
「君が報われるまで努力を続けなかったからだ」と。
確かにそうかもしれません。
ただ、どうしても続けられない理由があったとしたら…?

かつて私は、どうしてもなりたいと願っていた仕事に就くことが
出来ませんでした。
その職業に就くためには、年齢制限があったからです。
もちろん、制限ギリギリの年齢まで全力で挑み、募集がかかれば日本全国どこにでも受験に行きましたが、結局夢を叶えることは出来ませんでした…
『努力をし続けること』が、出来なくなってしまったのです。

その一方で、私が今回『好きなコト』として取り組んできたのは…
英語学習、その中でも特に重点的に行ったのが、TOEIC学習です。
上記の就職活動をしていた頃、基準の600点をなかなか取ることが出来ずに何度も涙しました。
英語は好きでしたが、決して得意と言えるレベルではありませんでしたので、就職活動の終わりとともに、TOEICからも離れてしまっていました。
そんな私がひょんなことからTOEIC受験を再開したのは…2015年5月。
その頃の私は、たった30分の勉強でさえ苦痛でした。
ですが、ある先生との出会いが、そんな私の学習環境を一変させてくれました。
それから7年の月日が経ち…
この7年間での総学習時間は、まもなく6,000時間になろうとしています。
2020年12月には、私には絶対に届かないだろうと思っていたスコアに到達することも出来ました。
それはなぜか?

…諦めなかったからです。
「絶対にやり抜くんだ」
という強い意志が最初からあったわけではありません。
それでも継続し続けたことで、進んでいるかどうかもわからないくらいのスピードではありましたが、前に進めたからです。
進んでいる感覚は正直ありません。
すぐに結果もついてきません。
実際、大きな山を越えるのに3年かかりました。
それでも、信じて続けた。
だから、目標へたどり着くことが出来たのです。
こういったこれまでの経験から導き出された答えは、

『努力は必ず報われるわけではないが、
 結果を出すためには努力し続けることが必要』

ということです。
私の尊敬する先生の言葉をお借りするのならば、

『才能とは自分自身を信じる力だ』

自分自身を信じて努力を続けられるということこそが、結果をつかみ取るための力となることを、この言葉が教えてくれました。

B)具体的な成果・仕事・働き方への影響

・『研究員期間中にWebデザインの案件を1件でも獲得出来れば、目標達成とする』という成果目標でしたが、残念ながら案件を獲得するまでには至らなかったため、実験は失敗という結果になってしまいました😢

・Webデザインではありませんが…
フリーランス志望者向けのセミナースライドをテンプレート制作も含め、
イチから任せていただくことが出来ました。
ご縁をくださった方に心より感謝申し上げます。

・Webデザインを学習していく中で、コーディングに興味を持ちました。
自身の適正からは最もかけ離れていると思っていた分野ではありますが、実際に学んでみるとまだまだ伸びしろがあり、おもしろくも感じているので継続してみようと考えています。

・今年の3月に晴れて認定ランサーになれたのですが、その際、
「りすさんは何で認定されたのですか?」
とたくさんの方から聞かれました。
私はデザイナーでもなければ、ライターでもなく、いただいたお仕事をひたすらこなすというスタイルで認定ランサーになったため、肩書きと言えるものは一切なく、
ただのりすなので、どうしてなれたのかわかりません」
と答えていました。
その時、何か肩書きが欲しいと思っていました。
Webデザインの学習をはじめたのも、そのような思いがあったからかもしれません。
ですが今思うのは、
「肩書きなんてどうでもいい」
ということ。
私が私らしく働けるなら、肩書きなんてなくていいと思えるようになりました。
ですので、これからも興味を持ったことに対して、意欲的に学んでいける自分でありたいと思います。

🌻全体振り返り&最後に…

2期の研究活動を行っていた中で、思うことはたくさんありました。
まとまりのない文章で申し訳ないのですが、思いつく限り書き記していきたいと思います。

1期では運営サポートとして活動していたので、1期からの研究員の皆様の中には、見知っていただいている方もいらっしゃるかとは思います。
うって変わって2期では表立っての活動を一切しなかったため、
【すまいりす】って誰?という方も多かったのではないかと思います。

私はHSPという気質を非常に強く持っています。
そのため自分を守る意味もあって、実名も顔も出すことなく自身の分身となる『すまいりす』として活動している、という実情がありました。
※HSPに関しては、以下の画像をご参照ください。

HSPとは?

HSPの性質上、どうしても活動に制約が出てきてしまうのですが、新しい働き方LABコミュニティは、多様性を受け入れ、個々を尊重するコミュニティだと聞き、昨年勇気を振り絞って応募し、ご縁をいただくことが出来ました。

ただ、1期の時点での私の研究は、先述の通り方針転換を余儀なくされるなど、決して順風満帆なものではなかったこともあり、リベンジの意味も込めて2期にも参加させていただきました。

1期の忘れ物を取り戻すために参加したという経緯もあり、今回は研究活動を最優先に考え、上記の通り表立っての活動はほとんど行いませんでしたが、結果を出せない自分自身への苛立ちと、コミュニティに貢献できないことへのジレンマ。
自身で招いたこととはいえ、結果的には『孤独』との闘いだったよう思います。

『フリーランスは孤独』

よく聞く言葉です。
それを実際にフリーランスとして開業する前に経験出来たことは、大きな収穫だと感じています。
「君はこの孤独に耐えられるのか?」ということを、試されていたということなのかもしれません。

この半年間、大きな結果を残すことは出来ませんでした。
ですが、まだ自分自身で納得出来ていない部分がたくさんあります。

やってみたいことは見つかったような気もしますが、これから先のことは、
正直なところ私にもまだわかりません。

ですが、最後にひとつだけ、お伝えしたいことがあります。

これまで【すまいりす】を可愛がってくださった皆さま、
愛してくださった皆さま、
本当にありがとうございました🥰

【すまいりす】としての活動を、この先どう展開していくのか。
納得出来ないまま、勢いだけで判断することではないと思うので、
もう少しじっくり考えてみたいと思います。

またどこかでお会い出来たなら…
その時は、『ひまわりの種パーティー』をご一緒出来ると嬉しいです🎵

すまいりす🌻

すまいりす)アイコン(研究員第2期用)

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