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SF書評集

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科幻万華鏡のSF書評集です。
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#書評

書評:『口に出せない習慣、奇妙な行為』より「バルーン」(ドナルド・バーセルミ、サ…

1978年から1987年にかけて刊行されていた、今はなきSF系の文庫。それがサンリオSF文庫だ。サン…

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G-15より愛をこめて(4)

本記事は2019年12月に川内地区の東北大生協購買店にて無料頒布した冊子「G-15より愛をこめて」…

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書評:『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』(大森望編、ハヤカ…

 日本では、なぜか不思議と時間SFが好まれる傾向にあると思う。「時をかける少女」は何度も…

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G-15より愛をこめて(3)

本記事は2019年4月に川内地区の東北大生協購買店にて無料頒布した冊子「G-15より愛をこめて」…

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G-15より愛をこめて(2)

本記事は2018年6月に川内地区の東北大生協購買店にて無料頒布した冊子「G-15より愛をこめて」…

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G-15より愛をこめて(1)

本記事は2018年4月に川内地区の東北大生協購買店にて無料頒布した冊子「G-15より愛をこめて」…

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書評:『SFマガジン700【海外篇】』(山岸真編、ハヤカワ文庫SF)

 日本のSFを黎明期から支え続けてきた雑誌、それがSFマガジンだ。そのSFマガジンが通巻700号を迎えたことを記念して編まれたのが今回取り上げる『SFマガジン700【海外篇】』というアンソロジー。海外篇とある通り、このアンソロジーには国内篇もあり、それぞれ海外篇が山岸真、国内篇が大森望と、当代きっての選者による傑作選となっている。  トップバッターはアーサー・C・クラーク「遭難者」。この作品は太陽から地球に流れ着いた、イオンで構成された生命体の話。このような荒唐無稽な話でも

百合SFアンソロジー『アステリズムに花束を』感想

『アステリズムに花束を』を読み終わりました。どれも秀作ばかりですごい短篇集ですね! 『危…

卜部理玲
5年前
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書評:『創造外科 現代イタリアSF短篇集』(ヴィットリオ・カターニ他、イタリアS…

日本において、非英語圏の商業SF作品は英語圏のものに比べて入手しづらい状況が続いている。…

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