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ピボットテーブルでなくてQUERY関数のPivotをわざわざ使う意義|スプレッドシート活用事例
Query関数のPivot機能がすごいことはよくわかりますが、これわざわざ関数でやらなくてもピボットテーブルでやればよくない・・?と思ったことがある方も多いと思います!
でも実は意外と優れた点があるので、是非使い分けを検討してみてくださいね!!
1. 動的なデータ範囲の処理
シーン
データが定期的に更新されるシートで、ピボットテーブルを更新する手間を省きたい場合。
例
例えば、売上データが毎日追加されるシートで、商品別の売上集計を表示したい場合:
=QUERY(A1:C, "SELECT B, SUM(C) GROUP BY B PIVOT A", 1)
ここで、A列は日付、B列は商品名、C列は売上額です。このクエリはデータ範囲が動的で、新しいデータが追加されても自動的に対応します。ピボットテーブルでは、範囲の更新が手動で必要になることが多いです。(まぁピボットテーブルでも想定できる限り範囲を広めに取っておくなどで対応できないことはありませんがw)
2. 条件付き集計の柔軟性
シーン
特定の条件に基づいてデータをフィルタリングしてから集計したい場合。
例
例えば、特定の月のデータだけを集計したい場合:
=QUERY(A1:C, "SELECT B, SUM(C) WHERE A >= date '2023-06-01' AND A <= date '2023-06-30' GROUP BY B PIVOT A", 1)
ここで、A列は日付、B列は商品名、C列は売上額です。このクエリは特定の月(2023年6月)のデータだけを集計します。ピボットテーブルでも可能ですが、Query関数の方がクエリを変更するだけで済むため簡単です。
3. 計算結果の即時表示
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