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【GAS】スプレッドシート間の自動転記でエラーが発生する場合の場当たり的な解決方法4選


https://note.com/ss_chiebukuro/n/naa288b91b8c0

前回の記事で言及した、GASを用いたスプレッドシート間の自動転記で、全てがうまくいったと思っていたら、最近エラーが頻発・・やばい・・と思っている人に向けた記事です。

恒久的な解決方法ではありませんが、場当たり的な回避策を今回はご紹介します。

「IMPORTRANGE関数」は悪手だということは最初に言わせて!!

今回の本筋とはずれますが、もしこの記事を読んでいる人の中に、IMPORTRANGE関数愛用者がいたとしたら、将来的に本当に痛い目を見るので、是非今すぐに手を洗っていただきたいという思いから、

「IMPORTRANGE関数」は悪手!!!

これだけは最初に言わせていただきます。笑

しかし、この関数は常時自動更新するため、とにかく重いんです。
いろんな関数を組んでいくと一生読み込み中になった人も少なくないのではないでしょうか?少なからず私はこの関数に何度冷や汗をかかされたか。
長期的にそのスプレッドシートを使っていくのなら、間違いなくIMPORTRANGE関数は悪手です。では代替手段はどうするかと言う話になります。今更手動ではやりたくないですよね。
そんな時に使えるのがGASを使ったコピー&貼り付けです。

通常のGASの書き方だと限界がある

上記の記事でお伝えしたスタンダードナGASでコピーして貼り付けるという方法は、ある程度の量のデータだったり、スプシが軽いうちはこの方法でいいでしょう。

しかし、ある程度運用していくと大量のデータを取り扱うことが増えてきます。そこである壁にぶつかっていきます。
まず初めに「大量データのコピー貼り付けに時間がかかる」という壁です。これは直接的には問題になりません。なぜなら待っていれば目的は遂行できるからです。

そして「大量データのコピー貼り付けが時々エラーになる」という第2の壁にぶつかります。当初は「時間帯が悪いのかな〜・・」とか思いながら再実行して事なきを得るのですが、徐々にエラーの頻度の方が多くなっていきます。

更に恐ろしいのが、そういった特定スクリプトのエラーのせいで、次のスクリプトの実行を妨げるということです。ドミノ倒し的にエラーを起こし、1日に設定していたトリガーの半数がエラーになった時期があり、顔面蒼白になったこともありました。。

そういったエラーを避けるための場当たり的な手段

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