タイ赤十字病院(スネークファーム)で予防接種 2023年6月

2023年6月にタイ赤十字病院(通称スネークファーム)にて予防接種をしました。
当時知りたかったのが、ワクチンの在庫状況(いつどんなワクチンを打っているか)と予防接種の費用だったので、ここではそれらを中心にまとめています。
スネークファームの場所、診察の流れなどは、他に詳しいブログがあるので省略しています。


接種スケジュールと費用

▪️接種1回目 2023年6月16日
夫・・・A型肝炎、狂犬病1回目、腸チフス
妻・・・A型肝炎、狂犬病1回目、黄熱病

▪️接種2回目 2023年6月23日
夫・・・狂犬病2回目、3種混合
妻・・・狂犬病2回目、3種混合、腸チフス

▪️費用合計 
夫・・・3,500バーツ(14,700円)
妻・・・4,900バーツ(20,580円)
※1パーツ=4.2円で計算

▪️内訳
・A型肝炎・・・1,400バーツ
・狂犬病(全2回)・・・700バーツ
・腸チフス・・・550バーツ
・黄熱病・・・1,400バーツ
・3種混合・・・650バーツ
・診察券発行料(初回)・・・100バーツ
・診察料(毎回)・・・50バーツ


忘備録(接種1回目)

私たちは夫婦で世界一周旅行をしています。
タイ入国の第一の目的はワクチン接種。今回の旅行では、アフリカや南米も行く予定なので、その入国や滞在に必要なワクチン接種を受けに行きました。特に南米では黄熱病のワクチン接種は必須事項。パスポートとともに入国時に提示を求められます。

マレーシアのクアラルンプール国際空港から、バンコクのスワンナプーム国際空港まで約2時間のフライト。シンガポールでアーリーチェックインを利用したので、きちんと受託手荷物がきているか不安でしたが、バンコク行きの飛行機に荷物が「投げ込まれている」瞬間をみれたので、ひとまず安心。投げられたことよりも、そこにあることを確認できたことの方が重要です。

バンコクでの入国審査を軽々と通過し、急ぐ先はタイ赤十字病院。通称スネークファーム。蛇毒を研究する赤十字の機関があることから、そう呼ばれているそうです。
タイでワクチン接種なんてとんでもない?いやいやそんなことはありません。ここは世界一周をする旅行者御用達の病院。注射なんて手慣れたものです。

今日は地元の小学生のワクチン接種と重なったようで、外国人は私たちだけ。小学生に混ざりながら、血圧を測って、問診票を書いて、先生と日本語と英語でワクチンの種類を相談したら、売店のようなところで今日打つ分のワクチンを購入するシステム。前金制ですね。
2023年4月から5月まで黄熱病のワクチンが在庫切れになっていたので、在庫復活していて一安心です。

今回は3本注射します。それぞれ隣接する部屋に呼ばれたので、「バイバーイがんばってね」と夫に声をかけたら、ドクターも笑っていました。

手慣れた様子で右腕に狂犬病、A型肝炎、左腕に黄熱病を打ったらもうおしまい。かかった時間は1分ぐらいでした。打ってる途中に日本語で「いたい〜?」と聞いてくれるけど、ほんとに全然痛みもなかったです。「ありがとう、あなたはスーパードクターだ」とお礼を伝えて笑顔で1回目の予防接種を終えました。

「俺またあの人がいいんだけど、来週出勤するかな?」
「その答え合わせは来週だね」

※その後の経過報告
夫・・・1日目元気、2日目倦怠感?、3日目以降超元気
妻・・・1日目元気、2日目熱っぽい?、3日目以降超元気

忘備録(接種2回目)

日本とは接種回数が違うものがあるので、私たちの場合は2回で全スケジュールを終えることができました。今回もスーパードクターに当たったので、本当に素早く終わりました。病院を出るまでにかかった時間は30〜40分くらいでしょうか。

前回組んでもらったスケジュールでは、夫に関しては狂犬病2回目を接種して終了予定でしたが、急遽3種混合を追加で打つことにしました。当日、診察の際に申し出たらわかったよ〜くらいの軽い返答。臨機応変です。

3種混合を追加した理由は、破傷風の予防接種をしたかったからです。しかしそれ単独のものがなかったため、今回は百日咳、ジフテリア、破傷風の3種混合を選びました。

どのワクチンを接種するのかという相談はさほど手厚くありません。事前に自分でしっかり決めて、あとは訪問予定国を伝えてアドバイスがある程度。どの国でどんな風に過ごすか人によって違うので当たり前といえばそうですね。

私たちの場合は、厚生労働省の「海外渡航のためのワクチン(予防接種)」というホームページを参考に、必要な予防接種を表にまとめていきました。英語を併記していると相談する際もお互いわかりやすかったです。

ページ内には「海外渡航で検討する予防接種の種類の目安(地域別)」という項目もあるので、目的別に探しやすく重宝しました。

世界旅行に限らず、留学やワーキングホリデーでも必要になる予防接種。日本だと高額ですが、旅行のトランジットやスケジュールに組み込めるのであれば、タイの観光を兼ねて予防接種を受けるのはアリだと思います。
(肌管理するために渡韓する人もいるくらいなので、ワクチン渡航も海外旅行の復活とともに流行りそう)
これからもお互いに安全で楽しい旅を続けましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?