いい人生 その4

40代からボランティア中心の生活

34歳で資格を取得。
定職を確保。
38歳で、定職は半日にして、
夕方から塾を始めた。
これも軌道に乗り、
40からボランティアに精を出した。

ほぼ、毎日2時間から3時間。
気分的には、エネルギーの半分以上。

ボランティアと仕事の違い。
私にはよく分からない。

収入があるかないか。
そこが違うだけ。

責任の重さも、
注ぎ込む精力も同じ。

私は普通の人が
しないようなボランティアをした。

例えば出身の中学が荒れたので、
毎朝、行き、
全校生徒と挨拶して顔を覚え、
朝の授業を見学。
要するに生徒と先生方を
約3年半、見守り続けた。

その間、壁新聞も出したし。
イベントもした。
私にできる全てをした。

例えば、
情報公開条例の制定を求める活動もした。
その続きで、
市政を監視する市民活動。

精神障害者の支援ボランティアもやった。

一番長くやったのは、
人権活動。
これはアムネスティ。

ボランティアをしていると。
働くということは、
限りなくボランティアに近いと
感じるようになった。

人は収入のために働くのではなく。
一番大事なことは、
世の役に立つことをしている。
その仕事を担うことが、
世の中のかけがえのない
重要な役割を果たしているという、
純然たる事実。

多くの人は、
給料をもらうために、
働くと、思っているが。

それは違う。

給料は付随的に
ついてくるだけ。

その働き(はたをらくにする)や仕事への
評価ではなく、
その時代、その国、
世間一般の仕事への慣習によって、
ある仕事の評価は低く、
ある仕事は皆があこがれる。
しかし、
仕事に優劣はない。
という真実。

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