瞑想と天使

私の瞑想は、内面との対話。

どんな人でも、内面に賢い自分がいる。
困ったときは、いろいろと教えてくれる。
私の人生は、お陰で、何度も救われた。

また、瞑想中、
心身の微かなメッセージに耳を傾ける。

瞑想に入ると、聞こえるのは心臓の鼓動だけ。
そして、鼓動が全身にさざ波のように伝わる。
渚に遊ぶように気持ちいい。

最近は、これにプラスして、
腹部と背中があたたかくなり、
まるで、温泉に浸かって、
背中のマッサージを受けている感じ。

約40年、瞑想を続けているが、
こころも精神も魂も感じない。

実感するのは、その時々の思いだけ。
意識の流れとも云える。

過去の体験の積み重ねによる記憶情報と、
現時点の環境からの入力が意識をつくるが、
様々なイメージや感情や思いが
流れるのを実感する。

それを生きているというのだろう。

今、この瞬間は、確実に満ち足りている。
生きるというのは、そういうこと。

意識がなくなれば、眠りに陥るか、
または、死。
その区別は、当人にできない。

しかし、周囲の他人は分かる。

生きることは、今この瞬間を実感すること。
イメージとしては、他の場所、他の時代もあるが、
実体験はできない。

死もまた、体験できない。
イメージとしてあるだけ。

イメージを怖がるのは、おろかだと思う。

昨日の天使は、変わりなし。
看護師さんからの報告。
私にとっては、変わりないのが最高。


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