お金のない世の中
高校の頃から、
お金について考えてきた。
売り買いの交換手段として、
貨幣が必要なことは納得できる。
貨幣は価値の安定が理想。
金のような貴重金属から、国が保障する紙幣へ。
貨幣の価値を決めるのは国の総合的な経済力。
銀行はお金の流れを円滑にする役割。
交通のスムーズさを監視する信号機のようなもの。
使い道のないお金を集めて、
必要なところへ投資するのが仕事。
ただし、時代と環境を背景に、
人類にとって、
必要な投資先を探すのは、
大いなる賢明さを要する。
多くの銀行は、
目先の利益だけを考える。
大局的な視点を求めるのは無理。
ゲイツ財団などは、
人類にとって必要な投資先に
お金を使うので、銀行と同じ役目を果たしている。
21世紀の人類社会は、20世紀に比べ、
経済力は数倍に豊かになるとは云え、
まだまだ、貧困を克服するには至らない。
貧困克服への投資は、優先順位が低い。
お金は、
一番必要とする人と場所に使われてこそ、
お金の役目が果たされる。
続く
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