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脳内デトックスとインスピレーション

 皆さんは「不要物の処分」にどれほどの価値をおいてるだろう。迷いなく捨てる人もいれば、「処分」について考えたことすらない人もいるかもしれない。無論、どちらかに良し悪しがあるわけではないが、僕の場合、不要なものは持たない暮らしを実践し、そのメリットを享受している。この点の優位性について1人でも多くの人が気づくことができれば、無用なことで悩むような非生産性が減ると思っている。その点について本稿で紹介し、魅力を感じられればご自身の生活に取り入れてみてもいいのかもしれない。

 人が所有しているほとんどのものは普段は使用しないもの。所有をしているだけで無駄なストレスやお金がかかるケースが多い。言い換えれば、我々は、不要物を持つことで自分で自分の首を絞めているのだ。

 これはモノに限らず、脳内においても言える。頭の中を常に「あれもやらなくてはいけない」「これもやらなくてはいけない」と多量のメモリーを抱えた状態にすると無駄なストレス負荷がかかる。重い荷物を背負ったまま日常生活を送っているようなもので、脳内の処理スピードは一向に改善されない。

 脳内処理のショートを防ぐために、思いついたことや思い出したことがあればその都度書き出すことが肝心だ。頭の中に置きっぱなしにはせず脳外に吐き出し、一旦忘れる。常に脳内をクリアにしておくための作業。いわゆるデトックス効果のようなもの。何事も溜め込まないことが重要だ。

 物を溜め込まなければ、余白ができる。余白ができれば、閃きが降りる。何か物事を上手く回したい時、そこには効果的なアイディアが求めれ、閃きはそれを実現する。考えに考え抜いた戦略も大事だが、パッと思いついた閃きの方が案外上手くいくもの。閃きがたくさん降ってくる状況を作っておくことが人生を上手く動かしていく一つの方法なのかもしれない。

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