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日経電子版は「対比」がお好き Y!とは異なる傾向も -Nサロン“日経記者による『noteで書くための電子版活用術』”-

日経電子版トップのタイトルは、2パターンの対比構造がやたらと多い

1.ウチとソト:対義語や同業他社を引き合いに出す
2.具体と抽象:具体的なエピソードと、抽象的なテーマを関連づける

この2つを頭に入れたうえで、日経電子版のWebサイトを確認してみてください。ほぼ何かしらの対比が仕込まれているはずです。

Yahoo! ニュースで見られる「もう1つ」の対比

3.主観と客観:読み手の頭に浮かぶはずの感想と、客観的な事実を並べる

Yahoo! ニュースではライターの切り口が光るタイトルも見受けられるので、ここは媒体の特性が表れているなと感じます。日経とY!を並べたときの伝統vs新興というか、紙vsネットというか、公共性vsエンタメというか。
日経電子版はより客観的・不偏的な視点から語ろうとする社風が伺えます。

このほか「純粋な要約」によるタイトルはもちろん、「誰の意見か」のようにヒトをタイトルに持ってくるパターンもありますが、特にトップ記事は対比構造が多い気がします。対比のほうが、CTR高いんでしょうか?


おわりに代えて

本日のNサロン、「以下のコラムにタイトルを付ける」ワークが上手くいかなかったので、プロの技を分析してみた次第です。あとはやっぱり、主述関係の分かりやすさも意識すべきポイントだなあと感じました。

おまけ:note投稿後に思い浮かんだこと

かしこ

#curryengineering と称して出張カレー屋をやってます。サポートはレシピ開発費(食材費・名店調査費)として大切に使わせていただきます! スキを押したら、僕が好きなカレー屋が分かります。全10種類。