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冷たくなった僕の左手を 彼女は優しく握りしめてくれる まるで無精卵を温めつづける 無知な鶏…
灰皿に積もった吸殻 ぼんやり見ていた こんなに吸って何が楽しいんだか なんて 自分のことさ…
一年に一度の命日にしか 彼女のことを 思い出せないのなら そんなもの忘れてしまえ あの悲…
使いまわされたさよならが とうとう わたしのところへやってきた 手垢まみれになって 擦傷だ…
「あなたのために生きているんだ」 くだらない大義名分を 引っさげてなきゃ 生きられない命な…
死ぬまでに交わせる さよならの数は みんな 生まれたときから もう決まっていて 僕が交わした…