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私のササイナサイワイ【2024年1月~4月】

加藤シゲアキのラジオ番組「ササイナサイワイ」を聴いた。全卵1個、卵黄1個を使うカルボナーラを作りたくて卵を割ったら双子卵で、これでパスタにするか悩んだ結果、目玉焼きにして美味しく食べたと話していた。シゲアキみが強い。

加藤シゲアキのラジオはマニアックな話が多いイメージがあったのだが、今回の番組は昼間の空気感にうまくチューニングが合っている気がして、かなり好きな番組だった。なによりタイトルが好み。

ちょっとした幸せを「あれってササイナサイワイだったよな~」と噛み締め、定期的に振り返るのって大事な気がする。ガツンとした幸せはずっと覚えていられるのだけど、ササイナサイワイって記憶の定着率が低い気がするので。

というわけで、2024年1月から4月までの私にとってのササイナサイワイを集めてみた。ご飯、イベント、マンガ、キャラクターなどジャンル問わず。

気になるものだけでも読んでいただけたら嬉しいです。

400年以上の歴史があるボロ市

代官餅(からみ)

ネットで存在を知って気になっていた、世田谷ボロ市。なんと400年以上の歴史があるイベントで、毎年12月15・16日と1月15・16日の年4日開催されている。
日付が指定されているので、平日の可能性が高い。

世田谷線と人々

私が行った1月16日は平日だったのにもかかわらず人が多く、名物の代官餅は40分待ちだった。「あんこ」と「からみ(大根おろし)」を買って夫と分けた。
美味しかったけれど結構量が多かったので、二人で一つでもよかったかも。

たくさんの出店があるなかで、明治時代の小皿を買った。

明治時代のお皿300円
明治 300円

淡いピンクと茶色っぽい釉薬が、素朴な色合いでお気に入りだ。

ボロ市は味のあるイベントだったので、また行きたい。毎年真冬にあるので、行きたい方は防寒対策を忘れずに。

すみっコぐらし

一番惹かれているのは、とんかつくん

飛行機ですみっコぐらしの映画を見てから、すみっコたちにハマっている。

「映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」を見たのだが、工場での働き方でちょっとシリアスなシーンもあり、大人でも楽しめる良作だった。

すみっコぐらしの魅力は、それぞれの性格にあると思う。
キャラクターそれぞれに気にしている部分(大人用語で言うとコンプレックス)があり、かわいいだけじゃなく深みが出ている。

ただ、すみっコぐらしはグッズやイベントなどの供給が多すぎるので、深くは追わずゆるく付き合っていくことに決めた。

はじめて購入したのは、マクドナルドのハッピーセット。いい歳した大人が頼むのは恥ずかしいと思ったのだが、冷静に考えると三児の母親でも全くおかしくない年齢だった。

しょうらいのゆめ、なんだろう

平成前半生まれとしては、プロフィール帳みたいな「しょうかいカード」が懐かしかった。

写真左、ねこの入れ物も紙でできていて、サステナブルの風を感じた。

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ハッピーセットのほかには、チョコエッグを買った。
チョコエッグの購入を5個までと決めて、毎日1つずつ割っていくのはとても楽しかった。

我が家のすみっコたち

持ち前の運のよさで、メインの5キャラクターをまんべんなくお迎えすることができた。

とかげは不在…

あと、お薬手帳が満杯になり薬局で2冊目の柄を選ばせてもらうとき、すみっコぐらしのデザインがあったのは、これぞササイナサイワイだった。

ロイヤルホストのモーニング

美しいロイホのオムレツプレート

ロイヤルホスト、通称ロイホのモーニング。具だくさんのオムレツと山型食パンが美味しすぎて「オムレツプレート(モーニング英国風パン)」というメニューばかり頼んでいる。

単品だと800円くらいで、ドリンクバーを付けると1000円ほど。安いとは言い切れないけれど、座席も広いし優雅な気分を味わえるのでおすすめだ。

ただ、店舗もしくは調理する人によって、オムレツの美味しさや盛り付けの美しさが異なることがわかった。最初に行ったM店のモーニングプレートの完成度が高すぎて、他の店舗で物足りなく感じたこともある。

いろんな店舗に行ってお気に入りのお店を見つけるのも、チェーン店ならではの楽しみかもしれない。

スキップとローファー

10巻、能登半島地震応援版

ビジネスホテルのマンガコーナーで読んでからハマり、最新10巻まで一気に読んだ。ジャンルとしては少女マンガだけど、青年マンガに掲載されていることもあって大人の女性でも読みやすい。

進学校に通うため田舎から上京してきた、みつみちゃんを中心とした物語。
恋愛だけでなく、人間関係や友情を丁寧に描いているのが印象的な作品だ。

いわゆる「スクールカースト」を乗り越えた友情が出てきて、令和を感じる。私は地味な見た目だけど、華やかでモテる友達が多くてコンプレックスを抱きつつ学生時代を送っていたので、共感できる部分が多かった。

これから恋愛も進展していきそうで、今後が楽しみなマンガだ。

◆◆◆

みつみちゃんのふるさとは、石川県の珠洲市がモデルになっているようだ。

編集部と作者の高松美咲さんで、石川県の義援金口座に一千万円の寄付をされ、「能登半島地震応援版」の売上が一千万円を超えた場合はその分も寄付額に足されるとのことだ。

詳しくは10巻のあとがきを見ていただきたいのだが、高松さんのご家族も地震の被害を受けているなか、地震の復興のために動かれているのがすごいと思った。

微力ながら「能登半島地震応援版」のkindle版を購入した。能登半島地域の方々が、少しでも穏やかな暮らしを送れますように。

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2024年の3分の1を終えた時点での、私にとってのササイナサイワイをまとめてみた。

「すみっコぐらし」と「スキップとローファー」は、旅先の飛行機や滞在先で偶然見つけたものだ。旅というと観光地とか風景で新たな発見を得ると思いがちだけれど、こういう出会い方もあるんだなと気付かされた。

私にとってのササイナサイワイが、誰かにとってのサイワイにつながれば幸いです。

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