夢日記2021/2/27「複雑怪奇な駅」

私はどこかに行かなければならなくて、大きなターミナル駅にいる。その駅は道も線路も複雑で、私はその道がどこに通じているのかもよくわからず適当に歩いている。着ているのは、高校の時の制服だ。冬服のブレザーを羽織って、中には指定ベストをきっちり着ている。

場面転換。私は広場のようなところに出る。そこには1〜3mくらいの大きさの仏像が30体くらい置いてある。そのどれもが表面に細かい彫りを施されていて、夢の中の私は「これはルネサンス期に作られたものだと聞いたことがある」と考えている。有名な観光名所らしく、何組かの女性観光客がいる。

その時、目の前に20人くらいの若い女性と1人のおじいさんの団体が現れる。団体は写真撮影をしようとしているらしく、私に写真を撮ってくれないかと頼んでくる。私は構わないと言って、彼らからカメラを受け取る。

カメラを構えて構図を考えていると、その中の1人が「結婚式の集まりなんです」と言う。私はなるほどと思うが、それにしては女性達が若すぎるような気がして年齢を尋ねる。すると、女性達は全員14歳であることが分かる。その年で結婚式をするのかと私が驚くと、女性達が笑い出す。どうやら、結婚式をしたのは1人だけいたおじいさんの方で、彼は中学校の担任だという。その結婚式に、クラスの教え子達が呼ばれたのだということだった。

場面転換。私は再び駅構内を彷徨い歩いている。ふとお手洗いに行きたくなり、私は適当に600円くらいの切符を買って駅のホームに降りようとする。すると駅員に呼び止められ、「こっちの駅でいいのか、いつも見ている限りは違う駅に行きそうだけど」と言われる。私はその人に覚えがなく、不気味だったので大丈夫だと答えて急いでホームに降りる。

しかし女子トイレまでたどり着くと、その中から何故か男性が出てくる。私はその光景を見て、「もしかしてこの駅ではこういった行為が常態化しているのかもしれない」と思い、なんとなく使用を避けて来た道を引き返す。その道中、着ている制服で高校が特定されていて、だから通学路にない駅に向かう時駅員が声をかけて来たのだと気がつく。私は今後同じことがあったら面倒だなと思い、ブレザーを脱いでベストのボタンを緩める。何故か中に着ていたシャツはワインレッド色だったので、これならバレないだろうと思う。

場面転換。私はホームを出て、駅ナカのショッピングモールのようなところをうろついている。ショーウィンドウに、ダイヤのネックレスが飾ってある。私は持ったままの600円余りの切符を見て、「ホームでトイレに入るためだけには高い切符だ。目的地への切符でもない。私は何故これを買ったのだろう」と思う。


という夢を見ました。

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