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セロ美容外科 #整形専門知識 #目整形 ~1~

アンニョンハセヨ💙江南シンノンヒョンのセロ美容外科です🥰
今日は目整形の専門的なお話~1~についてご紹介します。

瞼の構造を知る

まぶたの皮膚は厚さは約1mm程度で身体の中で最も薄く、眼球を取り巻いて、皮膚、眼瞼挙筋・ミュラー筋などの目を開ける筋肉、目の周りの眼輪筋という目を閉じる筋肉、瞼板とよばれる瞼を支えている組織で構成されています。

眼瞼を上げる筋肉

  • 眼瞼挙筋(Levator palpebrae superioris)は、まぶたを上方に引き上げるための筋肉です。この筋肉は、眼窩内に位置し、まぶたを開く役割を果たしています。まぶたの開閉は視覚機能に重要であり、眼瞼挙筋がこのプロセスを制御しています。

  • 挙筋腱膜:挙筋腱膜(Levator aponeurosis)は、まぶたを開くための筋肉である「眼瞼挙筋(levator palpebrae superioris)」の腱部分を指します。この構造は、まぶたの動きにおいて重要な役割を果たしています。

  • ミュラー筋:眼瞼(まぶた)の開閉を調節するための筋肉の一つです。正確には「眼瞼挙筋(levator palpebrae superioris)」の一部であり、まぶたを開くための機能を担っています。ミュラー筋は、まぶただけでなく、挙筋腱膜(levator aponeurosis)とも関連しています。この筋肉は、交感神経系の支配を受けており、神経刺激を受けることでまぶたを開く力を発揮します。ミュラー筋が収縮することで、まぶたが上方に引き上げられ、眼球が露わになります。

眉毛を上げる筋肉

  • 前頭筋:前頭筋(frontalis muscle)は、頭部の表面に位置する顔の表情筋の一つで、額(おでこ)に広がっています。前頭筋は主に眉毛の上げ下げに関与しており、驚きや疑問などの表情を作るのに寄与します。

眼瞼を閉じる筋肉

  • 眼輪筋:目の周りに位置する筋肉の一つで、主に眼窩(目の骨のくぼみ)の周囲に広がっています。正確には、この用語は通常、眼輪筋(orbicularis oculi)と呼ばれる特定の筋肉を指します。眼輪筋は目のまわりの表情をコントロールし、目の保護や潤いを助ける役割を果たします。また、まぶたを閉じることで、眼球を外部からの刺激や乾燥から守ります。

その他

  • 瞼板:上下の眼瞼の中にあり、眼球を守るように存在する軟骨のような板状組織。

  • 眼窩脂肪:(がんかしぼう、英: orbital fat)は、眼窩(目の中のくぼみ)内に存在する脂肪組織を指します。この脂肪組織は、眼球の周りを包んでいる形状をしており、眼窩の構造や機能に寄与しています。眼窩脂肪の分布が変化すると、目の外観に影響を与えることがあります。例えば、眼窩脂肪が増加することで、まぶたや目の下に腫れが生じ、これが目の疲れや老化の外見の要因となることがあります。

  • 眼窩前脂肪:眼窩(目の中のくぼみ)の前方に存在する脂肪組織を指します。眼窩前脂肪は通常、眼球の周りを覆い、眼球を保護し、外部の衝撃からクッションのように守る役割を果たしています。

  • 眼窩隔膜:眼窩脂肪を包む薄い膜であり、眼窩脂肪を包み込んでいます。眼窩脂肪は眼球を取り囲む脂肪組織であり、眼窩隔膜によって仕切られています。この構造は眼球を保護し、適切な位置に保つ役割を果たします。


瞼の構造

皮下組織との結合は緩んで流動性が豊富だですが、眉毛、側まぶた、まぶたの縁では皮下組織との結合が硬いです。 皮下組織との結合が緩んで皮膚の反痕構築が顕著で、まぶたの縁の変形を招きやすい面もある。 皮下組織は極めて薄く、脂肪組織がほとんどない。 この皮下結合組織が下にある目元筋と緩くくっついており、まぶた部位の浮腫·血腫および顕著な反痕構築を招きやすい原因となっている。

瞼の状態を知る

眼瞼挙筋やミュラー筋などの目を開ける筋肉が皮膚とつながっていると、目を開けたとき自然と二重になります。逆に、それらの筋肉とのつながりが弱い場合は一重まぶたになります。目を開ける眼瞼挙筋と皮膚とをつなげる腱膜が弱い場合は、瞼が下に下がる眼瞼下垂の症状が表れます。

まず一重と二重の根本的な違いは見た目です。瞼の部分にラインが入っているか否かの違いが大きな特徴と言えるでしょう。また、両者には構造的な違いもあります。瞼を持ち上げる時には眼瞼挙筋という筋肉が瞼を持ち上げるのですが、二重の方は、瞼が折りたたまれた状態で持ち上がっており、一重の方は瞼の厚さや脂肪の状態から、眼瞼挙筋の力だけでは折りたたんで持ち上げることができないため、瞼に折りたたまれたラインがない状態、つまり一重瞼の状態になります。

眼瞼には、眼球を損傷や乾燥から防ぐ役割があり、特に上眼瞼には目を開けるための筋肉(眼瞼挙筋)と目を閉じるための筋肉(眼輪筋)があり、両者のバランスのとれた働きによって眼球が保護されています。ところが、眼瞼挙筋の働きが悪くなると上まぶたが上がらず、上下の目の開きの幅が狭くなります。このような状態を眼瞼下垂と言います。眼瞼下垂は、まぶたを上げる筋肉(眼瞼挙筋)の力がうまく瞼に伝わっていない状態です。

目の上の脂肪は眼窩隔膜の内側にある眼窩脂肪と、外側にあるROOF(ルーフ:隔膜前脂肪)で構成されています。眼窩脂肪は上まぶたでは2つ、下まぶたでは3つの区切られた部屋の中にあります。脂肪の除去は針穴から除去する方法、切開して除去する方法があります。ROOF(ルーフ:隔膜前脂肪)は上まぶたの眼輪筋の下、眼窩隔膜の前にある脂肪組織です。眼窩脂肪に比べると硬く、切開でしか取り除けません。

まぶたのタイプと遺伝

二重は遺伝するの?
遺伝の法則をもとにすると二重まぶたのほうが遺伝しやすく、二重の両親から生まれた子どもは、高い確率で二重まぶたになると考えられます。ところが、実際には両親ともに二重でも子どもが一重だったり、逆に一重の両親から二重の子どもが生まれるケースも珍しいことではありません。

日本人と白人の二重は、全然違う
ホリの深い欧米人(白人)のような、くっきりした二重まぶたにあこがれる人も多いのでは?
確かに、白人はほとんどが二重に見えます。でも白人の二重は、日本人のようなまぶたの皮膚とその下の筋肉の癒着によってできるものとは違います。
白人はまぶたの眼窩脂肪がとても少ない上、眉間の骨が突出していて、目の上のくぼみが大きい状態です。このため、目を開けたときにくっきりした二重まぶたに見えるのです。つまり、白人のまぶたは、まぶたそのものは一重なのに二重に見えているのです。また年齢とともに皮膚がたるんでくると、一重に見える人が多くなります。

~2~へ続く。。。

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