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【留学の理由】なぜヘルシンキ大学Visiting Studentにこだわったのか?

Moi!(*¨*)♡

フィンランドのヘルシンキ大学に留学中(2022年1~6月)のSiniです。

ここでは、リクエストいただいていた、「留学の理由」について語ろうかなと思います!

先日セカンドハンドショップで買った、新居のかわいい雑貨たち♡


前置き:まず始めに、「Visiting Student」とは!

それは、交換留学制度の契約を結んでいない大学の大学生にも、交換留学生とほぼ同等の身分で、半年~1年の留学を認める制度です!

ヘルシンキ大学では、交換留学生の定員枠に欠員がある場合のみ合格者が出ます。私費留学、個人留学、大学生制度外留学とも呼ばれます。

大学生にとって最もポピュラーな留学方法である「交換留学」とは、大学同士が協定を結び、学生は自分の国の大学の学費を納めることで一定期間派遣されます。

JASSOから月〇万円の補助が出たり大学が手続きを肩代わりしてくれたり、とメリットだらけです。したがって、よほどのことが無い限り、Visiting Student制度はおすすめしません(笑)。マイナーな制度ですし。

本題:こだわりの理由は?

前置きが長くなりましたが…

外部の奨学金の受験、煩雑な入学手続きをもってしてでも、

「私Siniがヘルシンキ大学Visiting Studentにこだわったのは、いったいなぜか?」

その理由を、フィンランド、ヘルシンキ大学に分けてお話します!


★フィンランド留学を目指した理由

①フィンランドの社会政策に興味があったから

・フィンランドの「幸福」を可能にする、考える力と個人主義を養う教育政策、子育て支援政策や図書館政策、そのほか諸々の社会政策

これらには、小学生の頃から憧れ、大学生で強まりました!

・それが実際に機能しているのか&現地のフィンランド人はどう思っているのか、を自分で検証したい

→日本で本を読むばかりでなく、留学して自分で調査するしかない

(=「(どこでもいいから)留学したい」<<<「フィンランドで勉強したいから留学するしかない」でした!)

・シャイで忍耐強い国民性が日本と似ているという観点から、何が日本と違いを生み出すのかも気になっています


②シンプルにフィンランドが大好き

ペールトーンの空に、雪積もる針葉樹林。北欧の冬って感じです❄️

・北欧雑貨などの雰囲気が好きすぎて、フィンランドカフェの常連でした😊

・東京育ちなので、「首都から30分で森」という自然豊かさへの憧れ

・あと自然の素材を活かしたシンプルな食事、カルダモンとベリーたっぷりのお菓子なども舌に合うと感じました!


③親日国で治安がいいから

・女子1人の留学を親に許してもらえた最大の理由です(笑)

それにフィンランド人はやっぱり親切です。

でも重犯罪は多い国だから気をつけないと…!


④日本人が全くいない環境に挑戦してみたいから

・以前は大学の制度によって、1ヶ月アメリカの大学に派遣留学しました。

しかしあまりに日本人が多く、ほぼ現地の友人はできず、英語も上達せず、自分の価値観も変わらず…。期待が大きかった分かなりの挫折でした。

・フィンランドはアジア人が比較的少ないので、日本人としての自分を客観視するのに最適に思えました😊

・そのほか、「一人暮らしをして自立の一歩を踏み出したい」「就活前に自分を見つめ直したい」「英語・世界へのハードルを下げたい」「ヨーロッパに行ったことないので行ってみたい」など、比較的ライトなワクワクもありました!

★ヘルシンキ大学を選んだ理由

①Visiting Student制度があったから


ヘルシンキ大学のLanguage Centner

・私の日本の大学は、アアルト大学というビジネス・アートに強い大学と「交換留学」制度がありました。しかし学びたい分野が学べない大学に行っても仕方ない…ということで諦め、応募せず。

・ネットで情報収集していると、ヘルシンキ大学と東フィンランド大学の2校のみ、交換留学生以外にも半年~1年の留学を認める「Visiting Student制度」があると判明!

つまり、私にとってはこの2校のみ留学可能でした。


②フィンランドで一番社会政策を学べると思ったから

・私の留学している「社会科学部」は、社会調査・社会心理学・政治学・社会福祉・メディア論など様々な分野をカバーしています。

・そのほかにも、取りたい授業が多かったこと、図書館政策の先生がいること、教育学部との横断講義が多いこと、愛読書『なぜフィンランドの教育は世界一なのか?』の岩竹先生がいることなど、私には最適でした。

・あと、「どうせ行くなら、フィンランドトップの大学がいい!」という謎のプライドですね(笑)


③首都ヘルシンキにあるから

・やっぱり首都ヘルシンキが一番便利で公共サービスも研究しやすい!

→特にOodiという世界一に選出された図書館に行きたかった!

移民も多いので、現代社会の縮図が見えやすそう

・都市計画にも関心があるため、コンパクトシティを体感したい


④学費が無料だったから

Uni Cafeという学生食堂は2.7€!
この日はイエローフィッシュカレーを食べました🐟💛

・EU/EEA外の学生にも2017年以降はフィンランドも学費が有料化したのですが…、ヘルシンキ大学のVisiting Studentだけは!!無料なのです♪

※東フィンランド大学は、1750EUR/半年(=日本円で約22万6千円)なので、だいたい日本の国立大学と同じくらいの授業料です。一応、ヘルシンキ大学と同時期に併願して、応用教育科学部に合格しています。

・当初親に留学を反対されていたので、私の留学は、生活費・学費・居住費含め完全自費です。そのため、外部奨学金と共に、大いに留学のハードルを下げてくれたことは言うまでもありません…!


⑤国際色豊かな最大の総合大学だから

・フィンランド最大の大学なので、英語の授業数も段違いに多い(はず)!

・日本語の授業もあり、日本に興味のある人にも沢山出会えると期待できる

・ヘルシンキ大学の学生、と言えば、現地調査の際の信頼度が上がると思ったから


ざっとこんなところです!

私のフィンランド愛、ヘルシンキ大学愛が際立つ記事になったかなと思います。
もっと大きな夢は前記事からどうぞ😊

果たして期待通りに上手く進むのか…??(笑)

これからもSiniの挑戦を見守ってください!

Moi Moi♪

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