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訴えられないために大切なこと

女性SR繁盛会 西野です。
先日、こんな記事を書きました↓

労災認定、と聞くと
会社に不利益がある!?と
ドキドキされる事業主様も多いのですが
労災認定自体はそこまで会社に
不利益をもたらすものではなく

上記の記事のように

労災認定→訴訟→損害賠償請求

というのが1番の恐怖ルートになります。
(その方が生きていたら得ることが
できたであろう額を慰謝料として請求されます)

そして、この訴訟はちょっとしたことで
避けることができるんです。

それは

遺族と一緒に悲しみに寄り添い
それを行動で表すこと

先の記事で紹介した事例では
小さな会社だったので
労務管理がきちんとされておらず

亡くなられた後、給与をすぐに支払っていなかったり
お香典も、一般の方と同じような額を
持って行かれてしまったり
遺族の気持ちを逆なでするような
対応をしてしまったことが訴訟に繋がったのではと
私は考えています。

わたしは引きが強いのか(とほほ)
そのあと、また同じような事例が舞い込み
その時は

”まず、ご遺族を訪問して様子を確認して
給与はすぐにお支払いしてください。
あと、花輪など、きちんと弔意を示してください”

と事業主様にお伝えしたところ
事業主様は、葬儀費用をすべて会社で出してくださり
労災認定はされたものの訴訟に至ることは
ありませんでした。
(むしろご家族からは感謝されたとのこと。
長時間労働だったのに)

遺族と一緒に悲しみに寄り添う、と
いうと抽象的で感情的な表現ですが

本当に残念だ、悲しいと思っていたら
給与もすぐに支払いますし
ご家族にすぐにお悔やみをお伝えしますよね。

法律はルールですが
結局、人とのつながりは
感情によるところが大きいので
人を大切にすることが労務管理のキモだなあと
日々、思うのでした。



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