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子宮内膜症のわたしが自然妊娠するまで(1)

自身の婦人科系の不調→改善の経験から女性の体質改善をサポートさせていただいています。
女性の体質改善インストラクターのゆいです。

子宮内膜症のわたしが自然妊娠するまでのお話
私自身の実話を書いていきます。
私の教室の生徒さんもそうですが、近年妊活をする方が増加していますので、私の経験が少しでも妊活をされている方、婦人科系の不調がある方へのサポートメッセージとなればいいなと思います。



◆チョコレート嚢腫のこと

私の左の卵巣にある子宮内膜症のチョコレート嚢腫の事。当時教えてもらったことを書きます。

チョコレート嚢腫

・生理が来ると大きくなる
後に癌化する可能性がある
妊娠の妨げになる可能性がある
5センチから切除手術を考える
無くなることはない(手術しない場合)→と言われていますが、私はのちに自身の力で完治した人と出会います。

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25歳の当時は、自然治癒なんてありえないと思っていましたが、世界は広いです。いろんな方がいるんですよ。またそれは別でお話します。

25の時に見つかった左の卵巣のチョコレート嚢腫の大きさは約4.3~4.5cm程。(もしかするともう少し大きかったかもしれませんが。)真ん中が子宮、子宮から左右に手のように伸びているのが卵管・卵管采その先にある卵のようなものが卵巣です。


◆それでも卵巣は頑張ってくれている

卵巣の大きさは親指程度ですので、私の場合は、もう卵巣内が嚢腫で埋まっている状態だったんだろうと思います。

少し考えてみてください。嚢腫で埋め尽くされているのに、その中で卵子を作らなくてはいけないのです。

そして卵巣から卵子を排卵させなければならない。その時に嚢腫が邪魔で排卵できないかもしれない。それでも頑張って卵を出そうとしてくれているかもしれない。

私たちの目に見えないところで、体は本来の役割を果たそうと健気に働いてくれていることをわかってあげてくださいね。

ただ、嚢腫があってもなくても、毎月確実に排卵するか、左右の卵巣がしっかり機能しているかというのはわかりません。元気な卵巣でも、規則正しい機械のようにはいきません。



◆今思うと、よくなかった当時の私生活

・運動を全くしていなかった。

・職場までは徒歩1分、仕事中はほぼ座りっぱなし

・1階から2階に行くのもエレベーター

・野菜や果物はほぼ食べず、お肉メイン。夜ご飯は1品にご飯のみ、毎日同じような食材を体に入れていた。

今から振り返ると、そりゃ悪くなるわ、というような食生活、運動不足の生活でした。


◆当時の生理時の主な症状

・のたうち回る、息ができないほどの生理痛
・吐き気

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◆日々の自覚症状

・腹筋に力を入れると卵巣のあたり下腹部が痛む
・走ると、振動で下腹部に痛みを感じる
・排便痛
・トイレを我慢すると下腹部が痛むので我慢できない
・たまに性交痛

今まで挙げてきた生活習慣や症状で、ご自身に当てはまるものはありましたか?当てはまるものがあれば、1度ご自身の体と向き合う必要があると思います。



◆私が受けた最初の治療

私はまだ切除する大きさではなかったのと、年齢的に将来妊娠の可能性もあるからと、とりあえず薬で嚢腫を小さくしようという事になりました。

ピルを飲むか、ディナゲストという薬を飲むか、医師に聞かれ、少しでも小さくしたいという思いからディナゲストを選択しました。
ピルは今より悪くならないようにする・維持、ディナゲストは生理を止めて、小さくすることを目的としているという感じで教えてもらったと思います。


正確ではありませんが、ディナゲストは1年は服薬していたと思います。

副作用として、不正出血がありました。思ったよりも憂鬱ですよ。(生理以外の出血・ほぼ毎日)途中から、漢方もすすめられ、当帰芍薬散を飲んでいたと思います。しかし、粉末が苦手ですぐに飲まなくなりました。


◆ディナゲスト服薬してみて


・腫瘍マーカーの数値は下がった
・残念ながら嚢腫の大きさにはあまり変化は見られなかった
・酷い生理痛は落ち着いたが、痛みが辛い時もあった

※あくまで私の場合です。



◆伝えたいこと

私が経験したように、子宮内膜症と診断された方は、子供はできないかもしれないと医師に言われる方もいるかもしれません。
そんなこと言う医師は酷い!と思う方もいるかもしれません、正直私も最初はショックを受けました。

当時の私は、女性は子供ができるのが当たり前だと思っていましたので、その当たり前のことができないかもしれない所まで、自分の体の機能が落ちていることに、驚き、悲しくなりました。

更に私は当時、まだ結婚の予定も無かったので、今後結婚を考える時、相手に「私と結婚しても子供はできないかもしれないんだ」と話さないといけないのか?私の親に子供はできないかもしれないと話したら悲しむんじゃないか?最初はいろいろと考えさせられました。

しかし!その酷く聞こえる言葉は、とても現実的です。
冷静に現実的に考えて、嚢腫は妊娠の妨げになると思いますし、最初にも書きましたが、子宮内膜症は不妊の原因になるとされています。私は楽天的な性格だったので、今思うとこのくらい現実的に、ハッキリと言われた方が良かったのかもしれません。

この言葉が、自身の体の中で起こっていることを重く受け止めるきっかけになりました。

今、いろいろと症状が出ているけど、病院に行くのが怖いと思っている方がいたら、自分の事を知るためだと思って、是非病院へ行ってみてください。

そのあとは、その事実に応じた対処をすればいいのです。私も嫌な予感がある中、病院に行き、残念な事実を伝えられ傷つきましたが、その後にいろいろと対処したから、今の妊娠があるのです。(チョコレート嚢腫、卵管閉塞がありながら、スムーズに自然妊娠。治療は選びませんでした。)

◆行動には結果が伴う


ヨガの哲学から学んだことですが、行動には結果が伴います。
放置する・何もしない、という行動をとれば、放置した・何もしなかった、という行動による結果がついてきます。
今からできる自分に良いこと。自分の未来のために積み重ねていきましょう。

◆次回のお話

次回は、ヨガに出会い、様々な素晴らしい方々に影響され、自分でどうにかしようと考え始めていくようになったことを書いていきます。



一緒に心身を整えたい方、是非お問い合わせくださいね。

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