たぶん皆大好き 蕎麦弁当
容器の汁を回しかけて温玉を割り入れ、薬味を乗せてぶっかけ蕎麦にして頂きます。
たぶん皆大好き、とタイトルにつけたのは毎日弁当写真をインスタに上げている中でどうも麺類の弁当はご飯やパンの弁当よりもいいねが多いぞ、と思っているから。何年か前のBest nine(インスタで毎年年末に流行る一年の投稿の中からいいねが多い9つの写真をまとめてくれるアレ)は半分くらい麺弁当だった。
麺を弁当に、と思ってまず思いつくのがナポリタン。幼稚園の頃母が作る弁当の定番でした。自分で作る様になってからは焼きそばもよく作る。3玉入りの粉末ソースがついたやつを買い置きしておくとご飯がない時にもすぐ弁当が作れて便利なんだよね。
たぶんナポリタンや焼きそばは皆さん普通に弁当に入れてるのだと思う。それらの弁当を職場で食べていても特に何か言われるわけでもない。でも炒め麺ではなくて、汁を添えるタイプの弁当はSNSでもリアルに目撃した人からも結構反応があるのだ。蕎麦やうどん、そうめん等を弁当にするにはハードルがある様で、やってみたいんだけどやったことない、と言う様なことも何人かから言われた。
・茹でた麺は時間が経ってからでも美味しいのか
・麺がくっついてしまわないか
だいたい皆さんこの2点がネックになり蕎麦弁当に踏み切れていない様子。
まず、茹でた麺は時間が経っても美味しいのか。
これはとても難しい問題。人それぞれ弁当に求めるレベルが違うから…。もし貴方がシャッキリもっちりした最高の麺料理をオフィスの昼休みに求めているのであれば、そこまでのレベルは無理。でも、茹でたてには敵わないけど、毎日のご飯の弁当に飽きてる身には十分目新しくて美味しいと思えるレベルだと私は思っている。高クオリティな麺料理を求めるなら外に食べに出た方が良い。でも、その時間が惜しいとか、近くに蕎麦屋がないとか、そんな人には満足できる美味しさだと思います。
麺がくっついてしまわないか。
これはもう、うどん、そうめん、冷やし中華、どれもくっつきます。くっつき防止に油を絡ませて、一口ずつくるくる丸めて弁当箱に詰めても何も対策しないよりはマシなだけで、汁をかけるか汁につけるかしてほぐす作業は必要。それが面倒なら外に食べに出ましょう。
さて、ここからが本題。うどん、そうめん、中華麺に比べて格段にくっつかない麺類があるのです。それは日本蕎麦。
茹でてから時間が経った麺がくっつくのは小麦のグルテンなのかな。小麦の含有量の少ない日本蕎麦は茹でて何時間も経っても汁をかけると他の麺類よりずっと簡単にぱらりとほぐれます。これに気付いてから私の麺弁当は蕎麦が最多登場になりました。麺を乾麺じゃなくて流水麺にすると水洗いして詰めるだけ。あっという間に弁当が出来ちゃう。
どうでしょう。麺弁当のハードルが少し下がったのではないでしょうか?これから寒くなって行くので夏場よりは冷たい麺類の需要は下がるかもしれないけど、暖房の効いたオフィスで冷たい蕎麦を食べるのも頭がシャッキリするので私は好きです。
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