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【ネタバレたっぷり】ブラックサマーの殺人|殺人事件の被害者が生きて帰ってきた⁉︎

ブラックサマーの殺人   M.W.クレイヴン作
ワシントン・ポーシリーズ
早川書房  (ハヤカワ・ミステリ文庫) 

あらすじと感想

英国ミステリー&警察小説。
殺人事件の被害者が6年後に帰ってきた……
つまり逮捕してた犯人は冤罪だったってこと??
逮捕していた犯人は、有名星付きシェフ。
イケメンでカリスマ性もある、絶大な人気の持ち主。
犯人逮捕に関わったポー、またしても大ピンチ⁉︎

ズアオホオジロ…美味しい食べ方としてここに行き着いた人間の恐ろしさ涙








【ネタバレ】登場人物たち

ポー

人間的で好き。
警察の超階級社会で生きていくタフさ。
なんだかんだ根っからの警察。
泥臭いし、行動力がすごい。
最初のシーン(ズアオホオジロのところ)がいつ本編で出てくるかヒヤヒヤしながら読む。
カントダウンがぁーーー!とハラハラ。
なぜか殺人の疑いをかけれているし…追手は殺人犯じゃなくて警察。
ビールと加工肉が大好き。

ティリー

前作よりも活躍シーンは少なめ。でもプロファイリングで無双状態。
午前3時のポー宅への行軍、意味あっての……っていうのがいい…
いい意味でも悪い意味でも、普通の社会性を身につけつつある…
もっとトンチンカンでもいいのに。

フリン

いい女性上司(元部下)。
女性のパートナーがいる。お疲れ気味。←妊娠してたぁ!
ポーをしっかり理解しているのが最高。

ヴァン・ジル


判断力、すぐGOサイン出してくれる。
部下を守ってくれる。責任を負ってくれる。……最高の上司すぎる。

ギャンブル

いい人になってる〜!!
協力者になってくれてる〜!!最高!

エステル・ドイル

新登場のお姉様。
クレイジーセクシー美人病理学者。
天才。ポーの理解者っていうのがいい。とことんクレイジー。

ジャレド・キートン

カリスマ性のあるサイコパス料理人。
冤罪逮捕?されてたけれど、犯行の手口が本当にひどい。

本当にやばい +   自分大好き 目立ちたがり
この目立ちたがりが命取りに。
高級レストラン業界の闇とヤバさを体現している。

バニー

副料理長。
この作品の中で一番いい人だったかも。
すごくすごく多忙なのに、丁寧に説明して、もてなしてくれて、キーパーソンまでこっそり教えてくれる。
神対応をありがとう。

ヴィクトリア・ヒューム

ポーの隣人の娘。
父親死去で家にいるところをポーと対面。
今回の件とは全く関係していない「ポーの個人的な家の問題」を持ち込んで大混乱。これは次作の話の中心になる?

トマス・ヒューム

ヴィクトリアのパパ。ちょっと前に故人。
羊をたくさん飼育していた。
事件に絡んでいる!?絡んでいない??

エリザベス

……辛すぎる……

エドガー

この作品の癒しポイント。
スパニエル犬。わんわん。



ラストにポーのお父さん登場。
家の問題と、家族の問題に変化が!?

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