36歳でサックスを始めたきっかけ
吹奏楽はおろか楽器に触れることのなかった自分が36歳でサックスを始めたきっかけを思いついくまま書いてみます。
中学時代に興味はあった
結果的には陸上部の幽霊部員でしたが、思い返せばお年玉はCDに全ツッパするような小学生だったので、漠然と吹奏楽部を検討していた気がします。
ただ、即却下。
なぜなら全学年で男子部員がひとりしかいなかったから。
大勢の女子の中に男子が数名、これがおそらく恥ずかしいと感じていたのだと思います。思春期の始まりですね。
こんな理由で大多数の人が吹奏楽を始めるチャンスをみすみす逃してしまったわけです。
高校は強豪校
陸上部とは言え決して真面目に取り組むことはなく、高校では再度部活をどうするか再検討です。
この時も吹奏楽部が頭をよぎったはずですが、入った高校が吹奏楽の強豪校だったため、吹奏楽がしたくてこの高校に決めた子がクラスに何人もいました。
その結果、未経験で入る部活じゃないと自己完結し、帰宅部へ。
大学では選択肢にもあらず
そもそも大学で部活なんて、と考えていたので、この時には吹奏楽の文字はもう頭になかったのでしょう。
大学で初めて出来た友達に誘われ、自分も興味のあった英語を使う文化部に入り引退まで全うしました。
笑ってコラえて 吹奏楽部の旅
まだ吹奏楽コンクールの全国大会が普門館で行われていた時代ですね。
コンクールで一喜一憂する学生の姿には胸を打つものがあり、自分もその場にいたかったなぁ、と思いながらテレビで観ていたものです。
30代突入 無趣味に悩む
20代の頃には特に意識もしなかった自分の無趣味に困っていると自覚したのは30代になってからでしょうか。
この時はサックスを趣味にするという考えには至らず、毎週末飲み歩き、そこでのつながりの枠内での交流に留まり、
週末は何してますか?
の問いに飲んでます、としか答えようのない悶々とした期間が続きます。
ターニングポイント
劇的なきっかけがあった訳ではありません。
36歳を迎えしばらくした頃、何度目かの転職をしました。
それまでの仕事から逃げたい思いで決めた転職でしたが、転職先もなかなかのものでした。
これは何か楽しみがないとやっていけない、そんなマイナスの原動力が作用し、それまで何度か購入を検討するも買い物かごに残っていたままのサックスをポチっとしました。
決して前向きな理由でのスタートではなかったものの、今思うとこの時に勢い任せでサックスを手にして良かった、なんならもっと早く手にしておけば良かった、今ではそう思います。
充実のサックスライフ
ポチったサックスを手にしてから2年強が経ちますが、今ではサックスのある生活を満喫しています。
長くなっちゃったので、実際に手にしてからのことは近日中に別記事で書きます。
次回を楽しみにしていただける方がいらっしゃれば是非スキ、フォローでお知らせ下さい。俄然やる気がみなぎります。
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