【事故発生時の対応】福祉サービスにおける危機管理(リスクマネジメント)に関する取り組み指針📝
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/04/h0422-2.html
先日解釈通知を読んでいると、聞いたことがない指針があったのでご紹介します😅
なんとH14/4/22公開なので21年以上前の指針が見直しもされずに残っています。
驚きなのが、リスクマネジメントで国の指針などが他に出ていないという・・・(PDFもまともにない💦)
情報共有とか今とはかなり異なるはずなのに、参考となる資料はこれぐらいしかないんですね。
とは言え、内容はそこそこ網羅できている感じでもあります。
法人内でリスクマネジメントなどの改善について議論される際に、是非ご参考ください。
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(指針の概要)
1 総論
○福祉サービスにおける危機管理(リスクマネジメント)の基本的な視点
「より質の高いサービスを提供することによって多くの事故が未然に回避できる」という考え方(クオリティーインプルーブメント)で取り組むべき
個別性が高いため、それぞれの施設において十分な検討と創意工夫が必要
○経営者の役割や責任
経営者のリーダーシップと決意の重要性
2 危機管理(リスクマネジメント)を進める体制整備にあたって
○危機管理体制の整備や取り組みを進めるにあたってのポイント
組織風土の改善
組織全体での取り組み
継続的な取り組み
3 事故を未然に防ぐ諸方策に関する指針
○福祉サービスの特性を踏まえた視点と具体的な対応
コミュニケーションの重要性
苦情解決への取り組み
リスクマネジメントの視点を入れた業務の見直しと取り組みの重要性
4 事故が起こってしまったときの対応指針
○利用者本人やご家族の気持ちを考え、相手の立場に立った発想が基本
サービスの質の向上を基本的な視点とした日頃からの取り組みの重要性
組織としての対応、事実を踏まえた対応、窓口を一本化した対応が原則
事実の把握と家族等への十分な説明、改善策の検討と実践、誠意ある対応
事故発生直後の迅速な対応に向けた備えと周知徹底の必要性
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