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🟧報酬改定🟧就労定着支援 の論点まとめ(定員廃止❓)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35715.html

今回は就労定着支援です。『論点は多い=問題点も多い』というところですね。

⚫論点1 スケールメリットを考慮した報酬の設定について


そもそも定員という考え方でもないんですが、利用者数が20人を超えると報酬単価が下がるという構造的な問題があります。

それをやめて定着率だけで報酬を算定しようという変更にはなるんです。

就労定着支援は日中系サービスでもないのに、そもそもなんでこんなルールにしたのだろう?

⚫論点2 定着支援連携促進加算の見直しについて



就労移行支援の支援計画会議実施加算と同様ですね。

就労定着支援は、サビ管が利用者と「なじみ」がない可能性があるので、就労定着支援員じゃない普段の様子とかわからないでしょうから、当然といえば当然ですね。

⚫論点3 支援終了の際の事業所の対応について


就労定着支援終了にあたり、企業による職場でのサポート体制や職場定着に向けた生活面の安定のための支援体制の構築を十分に行わない場合について、減算するということのようです。

ただ、何をもって客観的に評価するのかよくわからないところですし、就労定着支援事業所だけの問題でもないような・・・。

⚫論点4 実施主体について

障がい者就業・生活支援センター事業でも就労定着支援ができるようになるということですが、最終的には義務化されるような気がします。

⚫論点5 就労移行支援との一体的な実施について

これまで就労移行支援事業所の職員がと同一事業所の就労定着支援事業所と兼務した場合、サービス提供としては認められますが、常勤換算は含められないというよくわからない制度でした。

これを常勤換算上の勤務時間に算入できるようにするということのようです。

逆になぜ今まで・・・という感じですけど。


就労定着支援は個人的には立ち位置が謎なサービスと思っていまして、ジョブコーチとの差別化もわかりにくいです。

H30年当時は雇用と福祉の連携ができていなかったということかもしれません。

今更ですが、個人的には、H30年にサービスとして成立させるより、なじみの関係がある就労移行支援や就労継続支援の加算とかにした方が良かったような気がします。

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