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2022.01.20 第113回 労働政策審議会 障害者雇用分科会☆資料ざっくり解説

2022.01.20 第113回 労働政策審議会 障害者雇用分科会

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23501.html

1/20に行われた資料が公開されています。
ざっくりと資料の内容を解説します。

① 資料1、参考資料4

9/27から12/13まで4回開催された『雇用と福祉の分野横断的な基礎的知識・スキルを付与する研修の構築に関する作業部会』の取りまとめ資料です。

1/17に開催された作業部会の親会である『第8回 障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会』と同様に報告資料です。

参考資料4も同じ感じですが、事業所数の一覧が最新のR3.4月分記載されています。人口比だとまた違う味方ができるかもですね。

② 資料2

事業協同組合等算定特例・有限責任事業組合(LLP)についての資料です。協同組合で障がい者雇用率を満たしましょうね(特例子会社の拡大版)ってイメージだと思います。

③ 参考資料1

名簿です。公益6人、労働者5人、使用者(特例子会社含む)5人、障がい者4人という割合です。バランス。。。

④ 参考資料2、参考資料3

1枚ずつですが結構重要です。障害者雇用分科会の今後の議論です。

○ 障害者雇用率制度の在り方
・ 障害者雇用率制度における障害者の範囲(11/10済)
・ 精神障害者に関する雇用率カウント(11/10済)
・ 長期継続雇用の評価

○ 障害者雇用納付金制度の在り方(3月予定)

○ 障害者雇用と福祉の連携の促進(12/1済)

○ 自宅や就労施設等での障害者の就業機会の確保(2月予定)

○ 中小企業における障害者雇用の促進

○ 除外率制度に関する対応

⑤ 参考資料5

令和3年のロクイチ報告の取りまとめデータですね。
<民間企業>(法定雇用率 2.3%)

○雇用障害者数、実雇用率ともに過去最高を更新。
・雇用障害者数は 59 万 7,786.0 人、 対前年比 3.4%上昇、対前年差1万 9,494 人増加
・実雇用率 2.20%、対前年比 0.05 ポイント上昇

○法定雇用率達成企業の割合は 47.0%、対前年比 1.6 ポイント低下

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