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水の体内循環 ~出す編~

続いては体内循環をした水を出す話。摂ったら、出す!

そもそも水分循環の話の原点はココなのですが、私、膀胱炎クセのある人でした。20代の頃はまあ、よくなってまして、過去形です!あれ、めちゃくちゃツライんですよ。ずーっと尿意があるのに、出ないし、出そうとすると痛い。原因は諸々意識の低さだったと思いますが、とりあえずトイレの我慢、ダメ、ぜったい、です。とにかくねえ、たっぷり飲んで、たっぷり出す。水を循環させるってのが大事なんです。

水分は血液やリンパ液などの体液として、体の各部に運ばれたり、細胞内外で移動し、最終的には、老廃物が排出される。たくさん摂れば、それだけで循環は促されますが、より意識すると水分やリンパの循環を促されて、免疫力や疲労回復などにも効果が期待できます 。


といっても抽象的過ぎてアタマ入らないと思いますが、ざっくりいうと

血液が運ぶもの:養分、酸素(二酸化炭素回収)
リンパが運ぶもの:死んだ細胞、死んだ病原体、その他廃棄物

つまり、血液は上水道で、リンパは下水道なんですね。こりゃ、滞ったらヤバイな、ってのがわかりますね。(元ネタはアニメの「働く細胞‼」です。見るとよくわかりますよー。めちゃオモシロい!)



<血液とリンパの循環を促す方法>

①軽い運動をする
運動は筋肉の収縮によって血液やリンパ液の循環を促進し、また、発汗によって体温を下げ、水分の蒸発を促します。一般的に、1日に20分以上、週に3回以上の有酸素運動(少し息が上がるぐらいの心拍数)を行うことが望ましいと言われています。これはね、ジムに行くとかではなく、意識の問題だと思うのですよ。階段使うとか、スクワットするとか、その程度でも続けると違います。痩せるため、ってのはハードル高そうですが、水分循環のため、ならできそうな感じがしませんか?

②食事に気を付ける
細胞の水分の保持や移動に関係する電解質(カリウム、カルシウムなど)を意識的に摂取するといいとされています。カリウムは柿やバナナ、昆布、ひじきなどに多く含まれてていて、カルシウムは乳製品、小魚、小松菜などに多く含まれています。


③睡眠をとる
睡眠中には、水分の体内循環も整えられます。睡眠不足は、水分の代謝や排出に悪影響を与えるだけでなく、ストレスや食欲の乱れなども引き起こします。ここはなかなか、できそうでできず、また何かの回に、深掘りできればと思います。

ここまで↑は血液の循環とリンパの循環、両方にいい話。血液の循環とリンパの循環は、密接に関係しているため、促進する方法も似ているのですが、ちょっとだけ違います。心臓のポンプ作用によって動く血液の循環とは違って、リンパの循環は筋肉の収縮や呼吸などによって動くのです。そのため、リンパの循環を促すには、以下のような方法も有効 。


④マッサージをする
マッサージは、リンパ管やリンパ節に圧力をかけて、リンパ液の流れを助ける効果があります。いわゆるむくみ取りですね。特に、首や脇の下、鼠径部などのリンパ節が多い部分を刺激するといいとされています。セルフリンパドレナージュの方法はyoutubeにいろいろ上がっているので、これらを取り入れるのもいいかと思います。


⑤深呼吸をする
深呼吸は、胸郭の圧力を変化させて、流れを助ける効果があります。お腹を膨らませるように鼻からゆっくり息を吸って、お腹をへこませるように鼻から吐きます。 ヨガでやっているアレです。これもyoutubeでヨガ呼吸法がたくさんあがっているので、取り入れてみるとよいですよ。ま、私はヨガは半年で脱落したんですけどね。リズム感が悪過ぎて、先生と同じポーズしようとすると、呼吸がおろそか、みたいなことになり、呼吸は呼吸でやったほうがいい気がします。


⑥姿勢を正す
姿勢を正すことは、リンパ管やリンパ節にかかるムダな圧力を減らして、リンパ液の流れをスムーズにする効果があります。特に、背筋を伸ばして、肩甲骨を寄せるとよい。わかっているけど、なかなか…デスワ。


基本的には水分はたくさん摂ればたくさん出るようになり、たくさん出すことでナトリウム(塩分)が過剰に対外に出過ぎてしまう場合もあるようですが、ナトリウムの生存に必要な1日必要量5gに対して、日本人の平均摂取量10gですから、ナトリウム不足になるまで出せるなんて、計算上は、美容推奨量の2Lの倍は飲まないとそうはならないと思います。

とにかく、たくさん摂ってたくさん出す。


内側がちゃんと循環していないと、上から何塗っても意味無さそうだなー、ってのがわかるかと思います。

免疫力が低下した状態の、水分循環が悪い状況で、トイレを無意識に我慢し続けると、まあまあの確率で発症する膀胱炎は、おかげさまで、ここ何年もなっていませんねー。

水分たくさん摂れ!摂ったら出す!が鉄則。トイレの我慢、ダメ、ぜったい、です。


水分循環を促す習慣を身につけて、詰まっていない体を、
そして、ウルウルの、濡れ濡れの、ツヤツヤの、色気体質を目指しましょう。

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