宮川花子さんの復帰はいつに?

 多発性骨髄腫の治療を始めるにあたり、頭をよぎったのは漫才の夫婦コンビ大助・花子の「宮川花子」さん。昨年12月に多発性骨髄腫の治療中であることをカミングアウト。車いすで登場した花子さんは、寛解の見込みがたったので公表に踏み切った旨の話をしたという。

 「寛解」とは、「症状が落ち着いた状態」とされている。症状固定かなと思いきや、「症状が一時的に軽くなったり,消えたりした状態です。このまま治る可能性もあります。場合によっては再発するかもしれません」ともある。しかし、多発性骨髄腫に治るという可能性は今のところない。死ぬまでつきあっていかねばならない病気なのだ。

 その後、花子さんはどうなっているのか気になって、ネットを検索してみた。今年8月の報道では、昨年6月から10か月の入院治療を経て退院、以後、通院・リハビリを続け薬を飲みながら経過を見ていくとされてたが、通院中の病院にて行われたFDG-PETCTの最終検査(いわゆるPET検査)で、癌の形跡が全て消失しているとの診断を受けたとのこと。

 その検査結果を受けて、退院以来続けてきていた抗癌剤の点滴も無くなり、再発予防のため内服のみで維持療法を継続することになったようだ。いい報告だった。良かった良かった。他人事ながら、同じ多発性骨髄腫の患者が回復に向かっていることは、自分にも寛解の可能性が十分にあるのではないかと希望が湧いてくる。

 花子さんは、年内の復帰をめざしているという。焦らず、しっかりと快復させて、元気な夫婦漫才を再び見たいものだ。

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