体温計と血圧計。本当に精確なの?

 がん治療で入院してから、一番お世話になっているのは、体温計かもしれない。一日に何度も体温測定をしてきた。入院の前にもコロナ禍の中、毎朝の体温測定は欠かせなかった。人生で一番多くの測定をした時期かもしれない。

 体温計の機能は向上していると思うのだが、入院中は特に測るたびに体温が2分くらい違って、ちゃんと測れているのか不安だった。感度が良いのかもしれないが、ちょっとしたことで変化するので、戸惑ってしまう。

 退院してからは、比較的安定はしているものの、やはり測り方や時間で変化が大きい。これは、私の体温の変化がそうさせているのか、測り方が悪いのか、いまだに定かではない。

 1月ほど前からは、血圧の上昇が気になり、主治医にも奨められ新しい血圧計を購入した。20代のころから血圧は140前後あり、高い方だったので健康診断の際には、いつも眼底の検診や心電図の測定などが付加されていた。幸い大きな異常はこれまで見つかっていないが、血圧が高めなのはずっと気になっていた。

 今回、毎朝測っているが、日によって変動があるものの、やはり、140前後の高めを維持している。上が、135~145、下が80~90といったところ。時に、150を超えたりするのは気になる。測定は、朝の方がよいと言われたが、朝の方が血圧は高い傾向にある。

 血圧も体温も、基本的な体調の変動を知る指標であるが、日によって時間によって変動が激しいと、精確性も疑いたくなる。あんまり一喜一憂してもしょうがないなと思ってきた。私は、体温はステロイドを飲むと低下し、ステロイドが切れてくると上がってくる傾向にある。血圧は朝起きたときは高い傾向にあり、夜の方が低い傾向にある。これくらいの認識でいいのだろうか?

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。