薬嫌いが半年近くもステロイドの大量投与に

 もともと、薬が嫌いな私。医者もできれば行きたくない派だった。がん治療では仕方がないとはいえ、もう半年近く抗がん剤とのお付き合いをしている。まだまだ先は長い。特にステロイドは危険な薬だという認識があったので、極力避けたかった薬だった。いわんや抗がん剤をやである。

 ステロイド剤はレナデックスを現在使っているが、徐々に量を減らしてきたものの、薬が切れると頭痛や発熱が生じる。カロナールという鎮痛剤でつないではいるものの、やはりステロイドの威力は凄い。飲めばウソのように治まることがある、ということは強力な薬だということだ。

 一昨日の診断でステロイドを種類を変えて減量に取り組むことになった。一錠あたりの含有量の少ないデカドロンで、調整しながら飲んでいくこととしている。量が少なくなるということは、少し効き目も弱くなるということだろう。そうなれば、薬の効果が切れるのが早くなってしまわないだろうか?ちょっとばかし不安ではある。

 こんな薬の調整を考えながら飲むことなど、半年前には思いも及ばなかった。もう、すっかり薬とお友達になって、慣れてしまっているのだろうか。何事も習慣は恐ろしい。いい習慣で、いい方向に進むことを祈るばかりだ。

 DLd療法も4カ月目に入ろうとしている。ぼちぼち貧血も改善しないかと思っていたら、今日は大量排便とともに、痔が切れて大量出血があった。入院以来、便秘症状も絡んで、痔の出血は止まっていない。焦らず日時を待とう。


貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。