ついつい文句を言ってしまった年金事務所

 高額医療を受けている身で、保険者が変わってしまうのは手間がかかる。まずは、健康保険件被保険者資格証明書をいただくために、日本年金機構に出向かなくてはならない。しかも、「被保険者資格取得届」「被扶養者(異動)届」そして「健康保険被保険者資格証明書交付申請書」を事業所に用意してもらわなければ、手続にならない。

 幸い、早めに状況を担当者に説明していたので、提出書類は間違いなく準備ができた。4月1日は年金事務所は混んでいるとの話を聞いていたので、事務所が開く8時30分の10分前には駐車場に滑り込んだ。すでに、10人近くが列に並んでいたが、思ったよりも少ない印象を受けた。総合受付で要件をいうと、すぐに2階に行くように指示され、階段を昇ったら、2番目だった。10組ほどいたが、健康保険等の加入についての適用調査課には、早朝それほど多くない状況だった。

 一つだけ指示されたのは、被扶養者届の住所欄である。配偶者である被保険者欄の住所を記入しなさいとのこと。しかし、被保険者の私と同居となっている。おまけに、マイナンバーの個人番号の記入している。「なぜに?」
と疑問に思ったが手続を早く済めせるために、さっさと記入した。

 しかしだ、まったく理解できないので、係の人が戻った時に、主張をした。答えは「そうですね。でも、記入するようになってますので・・・」とのこと。少し頭にきたので、そんなことしてるからクレームを言われ続けるんですよ。新型コロナ対策のアプリの「ココア」の不具合にしても、マイナンバーカードの保険証も昨年夏から申込を受け付けているのに、結局先送り。おまけに、23人もの大人数で銀座で送別会とは・・・。もっと、被保険者の立場にたって、物事を考えないと、厚労省の信用も失墜だわ・・・などなどと、言わないでいいことまで言ってしまった。

 でも、どれも本当だ、仮保険証の番号も2日もかかるとのこと。日本の申請のデジタル化がどうなっているのだろう。まったく、もっとも個人の情報が集まっていると言われる年金事務所でこれだから、先行きは暗い日本のデジタル化としか言いようがない。一体、何度出向けばいいのだろう。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。