20年ぶりにウォーキング大会に参加

 天気も良さそうなので、かねてから企んでいたウォーキング大会に参加した。ウォーキング協会の主催する大会への参加は約20年ぶり。30年前に腰がヘルニアになり、自分で治そうと歩き始めた。子どもが小さいうちは、子供と連れ立って、たびたびウォーキングに出かけていた。

 子供が小学校高学年になると、歩くのも早くなり、サッカーを始めていたので、親も相手にしてくれなくなった。そこで、ジョギングを始め、挙句の果てはフルマラソンにたどり着いていた。

 しかし、多発性骨髄腫の影響であろう、貧血が徐々に進み、タイムも伸びなくなったこともあり、55歳でマラソンは止めてしまった。それから7年近くが経過しているが、多発性骨髄腫は進行し、入院治療。再び、長距離を歩るくことができるのだろうかと不安な日々であったが、貧血もようやく回復。思い切って、10kmコースにチャレンジした。

 おかげで、無事に完歩。痛みもさほどない。気になるのはアキレス腱周辺のこわばりというか痛みだが、高低差のある10kmの行程を難なく歩くことができた。道沿いにはキンモクセイや早咲き山茶花の花が咲いていた。驚いたのは、水仙の花もひとつふたつ咲いていたこと。このところの寒さで、冬の花が咲き始めているのだろう。

 田舎道のウォーキングを終え、温泉に入って帰りたかったが、思いのほか10kmのウォークに時間を要し、明るいうちに還ろうと、やむなく車を走らせた。今度は、もっと早めに終えて、温泉に入って帰ることにしよう。

 ひとまず、10kmも歩けるようになったことに、感謝と喜びを感じて、今日はゆっくり眠れそうだ。

貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。