見出し画像

タメにならない 就活体験談

私は就職するか大学院行くか迷いながらも、2021年10月頃から就職活動を始め、2022年6月頃に終了しました。

今回は、
・就職という道を決めた理由
・なぜこんなに長く就活をしていたのか
・これから就活する学生(これだけ役に立つ)
にフォーカスを当ててお話ししたいと思います。
結果だけ見たい人は、目次から「結論」をご覧ください。


悩みながら始めた就職活動

私は就職をするか大学院進学をするかで迷っていました。
迷っている理由が以下になります。

就職したい理由

エンジニアとして働きたいと決意している
・大学院に行くほど余裕があるお金がある訳ではない
・一刻でも早く社会に出て、技術を身に付けたい

大学院進学したい理由

理系の大学生は皆が大学院進学している
・(就活で感じた事として)大学院は行ってるのが当たり前の世界だった
・自由な研究テーマを設定できることが凄く魅力的に見えた

この時の私はどちらの道に進むか決まらず…
「とりあえず就活するか。仮に大学院に進学しても最終的には就活をするわけだから、経験をしておいて損はないよね。」
という考えから就活をしてしまいましたが、これが悪夢の根源になりました。


余裕があるのに余裕がない

とりあえず就活を始めた2021年10月頃。
「就活を失敗しても、大学院進学できるし色々挑戦してみよう」
といったスタンスでした。
自分が気になる企業に履歴書をメールで送ったり、技術テストを受けてみたり、面接をしてみたり色々してみました。
しかし受けた企業はどれも惨敗。
履歴書や技術テストは通るものの、面接で落とされることが多々ありました。

しかし、あくまでもスタンスは「就活を失敗しても、大学院進学できる」だったので、心に余裕はあると思っていましたが、そんなことはありませんでした
選考から落とされるということにダメージを受け、精神的にも余裕がなくなり、ある時から就職活動を行わなくなります。


占いから始める就職活動

就活をしないまま2022年の1月になってしまいました。
実はこの時まで、就職をするか大学院に行った方が良いかという悩みは誰にも相談したことがありませんでした。

ある時にネット上で繋がったエンジニアさんに、タロット占いをしてもらう事になり、私は「就職した方がいいか、大学院に行った方がいいか」を聞きました。
結果としては、「どちらに行っても人生は満喫すると思うが、本人的には就職をした方が納得する」という、何の根拠もない占いの結果を全て鵜呑みにして就職をすることに決めました


他己評価🐙

「他己評価」って入れようとしたら「🐙評価」って出てきたけど

それはさておき
上記の話から1人でこつこつと就活をやっていき、3社ほど内定を頂いて「この中から選ぶか~」ってなろうとした時に困ったことがあります。

どの会社が第一候補?

就活の軸として、エンジニアが働きやすそうな環境を探していたのですが、働きやすそうであれば正直どこでもよい感じでした。
この基準を明確にするために、4月頃にエージェント(就活をサポートしてくれる人)さんに個人面談をお願いすることになります。

面談当日、女性の方に今までの流れを話すと
「もう少し就活してみない?」とご提案を頂きました。
その人曰く、私は自分の価値を低く見積もりすぎているように感じたそうです。

私はとりあえず就活をもう一回やってみることに。
あちらから出てくるのは、メガベンチャーばかりの名前しかなく、「自分でも受けても良いんだなー」とか思いながら、面白そうだと感じた会社さんにお話を聞くことにしました。


自分を最大限に生かす場所

複数の会社さんと面談をしていく中で、特に異質だったのがゆめみさんでした。
お話を聞いた時に、常識に全く囚われていない、新しい何かを求めてやっていく姿を見てびっくりした記憶が今でもあります。
元々周りの友達やエンジニアさんから聞いてはいたのですが、実際にお話を聞くと想像を遥かに超える自由度の高さにびっくりして、とりあえず応募してみることに。

最初はコーディング試験を受けて、「通ってたらいいな~」と思っていたら無事に通りました。しかもフィードバックが沢山返ってきた。

実際のフィードバック

いや本気でやりすぎ

入るかも分からない人に全力でフィードバックが返ってくる。
ますます入りたくなるやつ。

その後も面接をしたわけですが、最終面接で社長の片岡さんから
「フロントエンドエンジニアで応募してくれたみたいだけど、フルサイクルエンジニアやってみない?」とお話を頂きました。

ふるさいくる?なんだそれ
と思いつつもお話を聞くと、要件定義から開発から運用まで全部やれるらしい。
開発以外もやらせてもらえるの?楽しそう!
でも全然実務経験ないけど… まぁ楽しそうだしやります!

こんな感じで内定を頂くことが出来ました。
こんなんで良いのか?自分でもよく分かってない。
でも面白そうなんだもん。やりたいからよし。

これで無事(?)に就活を終えることができました。


結論

就職という道を決めた理由

占いの結果を鵜吞みにした(参考にならない)
職種はエンジニアになりたいと早く決まっていたので、社会経験を積んだ方が良いと感じたため

なぜこんなに長く就活をしていたのか

「就活に失敗しても、大学院に行けるし大丈夫」を言い訳にして、就活をしなかった

これから就活する学生(主に後輩に向けて)

  • 就職 or 大学院のどちらにするか決めておこう

就職のメリットと大学院のメリットをよく考えて選ぶことが大切

個人的な線引きは、
将来やりたい職や入りたい会社がある → 就職
研究したい、将来の自分をもっとよく考えたい → 大学院

  • 周りに相談しよう

迷いが生じた場合は周りに相談すると、考えがまとまるので結構おすすめ
相談相手は家族、友達、ネットの人でもいいと思います
相談する人がいなかったら、私に相談してね

  • 周りの常識は自分の常識だとは限らない

「就活が成功すること」が常識
「学生が終わったら仕事すること」が常識
「大学院生は大手企業にいくこと」が常識
「就活ではスーツを着ること」が常識

常識を守ったことで何が生まれるのだろう
就活でも人生でも常識に囚われすぎて、自分を大切にできないような環境にだけはならないように気を付けてください

特に「就活が成功すること」「学生が終わったら仕事すること」が一番大切なのではなく、一番大切なのは自分自身だという事を忘れないでください

  • 占いで運命を決めよう

あんまり宜しくはない。
まぁでも「どっちでもいいよね」ってなる時もあるから、使用場所・用途は適切にね。


以上!タメにならない就活体験談でした。
これからの私は知らない世界でいっぱい揉まれて、にこにこしてると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?