私は尿の切れが悪い。

 私は尿の切れが悪い。
 気をつけてはいるが、どうしてもパンツにシミがついてしまう。

 まず、皆様にお伝えしておかなくてはならないことが一点ある。

 私は家では座っておしっこをする!!

 座っておしっこするのは安心である。おしっこが跳ねてトイレを汚さないし、おしっこした後、トイレットペーパーで拭ける。
 非常に便利である。

 便座式便器を考えた人は天才だと思う。


 しかし、この向かう所敵なしの便座式便器であるが、一つ難点がある。

 それは、おしっこを出し切った!と自信満々で立ったら、出切ってなかったおしっこが、こんにちはしてしまうことである。

 座っている時と立っている時では、おそらく膀胱への圧迫具合が異なるのであろう。

 この結果私のパンツは、濡れせんべいくらいに濡れてしまうのである。


 対して、直立型便器はどうであろうか。

 直立型を知らない女性の読者に伝えておこう。
 男性しっこのために、男性用トイレには直立型便器がある。
 いわゆる、立ちションスタイルで公共のトイレではおしっこをする。

 このため、所用を終えて、トイレットペーパーで拭くことはない。できるだけ、下着につかないように振ることしかできないのである。

 私の場合、さらに困ったことが、立ちションスタイルにはある。
 これが本文の論点である。

 おしっこを終えて、ズボンを上げ、一歩あるいたときに、なんと!パンツがぬれ煎餅レベルに昇華されるのである。
 便座式便所では座ってから立った時にパンツがぬれ煎餅になるのはわかる。
 立ちションスタイルでは終始立ったままなのに、動いた途端ぬれ煎餅になる。
 なぜだ…
 もうどうしようもないのか…
 私の体はポンコツである。

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