Flesh and Blood初心者ガイド(プレイング編)

はじめに

おはようございます。(自称)日本で一番Flesh and Bloodをプレイしている(自称)日本一のRuneblade使い、Squidです。

Flesh and Bloodを始めたけどなかなか勝てない…といった方に向けた記事です。基本的なルールがわかっているものとして解説していきます、ご了承下さい。
プレイしてみたい!という方はDiscord(https://discord.gg/WFcRpkeu5X)に遊びに来ていただければ遊び方や入手方法、ブラウザで遊べるツールを紹介しています、よしなに。

春頃にFaBを初めて触り、今に至るまでプレイを重ね、初心者を脱却(自称)できたプレイングのポイントをいくつかご紹介していきます。

1, アーセナルを使え!

ターン終了時にカードを1枚伏せておき、後々使用することができるアーセナル、これを活用するのが肝心です。
どのようなカードを伏せるか?はデッキによって変わりますが、基本的にはリアクションカードか、"タダで使えるカード""何かを公開するカード"だと強力です。

リアクション、特にディフェンスリアクションをアーセナルに置いておくと、相手のアタックリアクションDominateを持った攻撃に対応しやすくなります。(Dominate=防御プレイヤーは手札からのカードは1枚でしか防御できない→アーセナルと装備品は制限なし。)

"タダで使えるカード"とは、カードのプレイに制約が少ないカードのことです。例えば、アタックにgo againを付与するカードであったり、コストが軽いもしくは0のカード、それ自体がGo againを持つカードです。
プレイするコストが大きなカードをアーセナルに置くと、返しの相手のターンで大きな攻撃が来て手札を消費してしまった場合、次の自分のターンでそれをプレイできない可能性が大きいです。

"何かを公開するカード"とは、Elementalを持つヒーローのFuse能力であったり、Belittle、Flock of the Feather Walkersのような、カードをプレイするときに手札から別のカードを公開する必要のあるカードです。
これは単純で、引いてきた手札4枚から公開するカードを選べるからですね。先の"タダで使えるカード"とは矛盾しますが、選択肢が多いことはいいことです。

この顔をみたら埋めてね

また、シンプルに「アーセナルからプレイされていたら」と書かれているカードもできる限りアーセナルに置きましょう。

2, 先手を取るな!

世にあふれる多くのカードゲームでは先手が有利です(少なくとも僕が考える分には)。ですが、ことFlesh and Bloodにおいては先手を取る意味がありません

ゲーム中、各ターンの終了時、何が起こりますか?ターンプレイヤーのドローですよね。では、最初のターンの終了時は?お互いにドローしますよね。
つまり、最初のターンにいくら攻撃をしようと、対戦相手は手札全てを使って攻撃を防いできます。なんならSigil of Solaceなんかを使われて20対23からゲームが始まることすらあります。目も当てられません。

先手を取るには理由が必要です。
例えばBravoは、彼のヒーロー能力などでDominateがついたパワーの高い攻撃に対し、対戦相手は1枚しか防御に使えず、数点は通る見込みがあります。
例えばDashは、アイテムを展開したり、Teklo Plasma PistolにSteam Counterを載せたり、準備すべきことが多くあります。
(小テク:Pistolの下の能力は「もしこれの上にSteam Counterがなかったら、置く」という能力です。つまり、能力の起動自体はカウンターが乗っていても可能です。これを利用すればいらないカードを好きなだけピッチし、"マリガン"することができます。)

起動だけは何回でもできます

自分のデッキが先手をうまく過ごせないのなら後手を選択するべきです。逆に、対戦相手が後手を取った場合は、そのままターン終了を宣言し、アーセナルにカードを伏せるのみでターンを返しましょう。不用意に攻撃すると対戦相手にマリガンを許してしまいます

3, 武器を使えるだけ使え!

全てのヒーローが武器を携え戦場にやってきます、使わない手はありません。
武器を見たときに「ふーん、2リソース使ってまで3点go again?」と思って使わないでいると非常にもったいないです。

武器はカードと違い、何度プレイしても消費しません。使えば使うほど、カード1枚あたりのダメージ"Damage per Card"が増えていきます。

擦れば擦るだけ得

武器のためにカードを多くピッチすることは、山札の枚数をキープすることにも繋がります。このゲームではライフを減らせば勝ちですが、デッキがなくなっても負けに繋がります。(ルール上、デッキがなくなることそれ自体は敗北ではありませんが、攻撃や防御に使うカードがなくなるので結果的に敗北は必至です。)
Guardianなど防御的なデッキを相手にするときは多くのカードをピッチして山札を回復することも意識しましょう。

武器を多く使うことはそれだけ手札の消費が少ないということでもあり、アーセナルを使う機会が増えるということでもあります。

4, 装備品を(早いうちから)ディフェンスに使うな!

「じゃあ…これで7点!」「うぇ~でかい…それじゃあこれ(手札)とこれ(装備品)とこれ(装備品)で防御するわ」
これはマジで最悪です
ライフに余裕があるうちは7点でもヒット時効果など無いなら基本的に装備品を防御に使ってはいけません。

次のターン以降にSnatchやCommand and Conquer、Oaken Oldが飛んできたらどうしますか?装備品を使ってしまっていれば手札のカードで防御するほかありません、迎える自分のターンでできることは残っているでしょうか。
ライフも重要なリソースですが、1点残してゲームに勝利することと10点残して勝利することは同価値です。死ぬこと以外かすり傷

ヒット時効果を有効に使わせないために装備品を使いましょう。Snatchのような4点で強力なヒット時効果を持つカードに対しては手札から3点で1枚、装備品の1点を合わせて4点で防御できます。装備品がなければ手札を2枚消費するはめになります。

装備品はたいてい一回しか使えんから効率悪くなることのほうが多いんですけどね

ターン終了時に4枚引いて「お!この手札ならめっちゃダメージ出せる!」というときに装備品で相手の攻撃をやり過ごす、ということもあります。この場合でも装備品が残っていないと使えない戦術ですので、装備品の重要さがおわかりいただけるかと思います。

おわりに

以上の4点が僕の思う初心者脱却のコツです。
しかし、あなたの使うデッキによってはこの限りではありません。ヒーローを理解し、カード知識を広げ、たくさんプレイをすることが上達への近道です。FaBは死に覚えゲーらしいので…

最後に、便利なフレーズを1つご紹介します。
「防御これです/ありません、リアクションありますか?
と、ディフェンドステップに防御側プレイヤーが声をかけてあげましょう。
リアクションステップ中、攻撃側のプレイヤーからリアクションをプレイする機会を得ます。攻撃側のリアクションがあるかどうかを聞いて、防御側がリアクションをプレイしたり、リアクションがないならそのままダメージ解決に入れます。
機械的に言うだけでコンバットがスムーズに進む魔法のフレーズです。

これで初心者ガイド(プレイング編)を終了します。何か質問があれば筆者Twitter(@SquidJPN)またはDiscord(https://discord.gg/WFcRpkeu5X)までお願いします。
日本語Wiki(https://w.atwiki.jp/fabunofficialacademy/)も日本非公式コミュニティ(Twitter:@UnofficialJPN)の有志によって更新されていますのでよければ御覧ください。

では、次回の初心者ガイド(デッキ構築編)でお会いしましょう。
以上、Squidがお送りいたしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?