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ここ2年間のクリエイティビティにおける認識の変化

技術の進化は、今まで思っていた事や物の定義の本質を考えさせるのでとても興味深いですし、技術自体が脅威に感じる側面もあります。最近書術するAI、絵を見せるAIなどが流行っていますね。これらの融合で、最近Xで「クリエイティビブな仕事とは何か?」を考えさせる動画があったのでリンクを以下にかけておきました。

芸術性におけるクリエイティビティ

上記のXのポストの動画で、一冊の子供用の絵本ができたことで思い出したのは、コロナ以前の時期に日本で話題になっていた「西野亮廣」さんでした。西野さんの著書にお笑い芸人としての仕事の隙間時間や仕事の後に絵本のための作業をされて、その後に絵本が大ヒットをしたことでさらに有名になっていたのですよね。私からするとAIだって、西野さんだってクリエイティブな人でした。ただ、もし数年遅れていたならGPT・DALL Eが開発され、「AIでも絵本作りは可能」のような評価をされていたかも知れないと思うとAIが発展する前に出版されて大ヒットされて良かったなと思いました。

文学性・芸術性における想像力は人しかできないと思っていたのが、AIの場合でもそれの類似なものが出来上がって、妄想を可視化することさえできる機械ができたのが驚きです。

数年前、「NFT」というネットワーク上に掲載されるアートに数の制限とブロックチェーン技術を与えて価値を付与する概念も流行っていましたが、その当時初めてクレヨンを手に握った子供が描いたような絵にも値札が貼られて売られていたので、ちょっと理解できない仕組みと現象ではありました。今回、AIでも1秒で作れる絵本を見て、やっぱりこのNFTの絵の価値については疑問が深まるばかりです。

技術におけるクリエイティビティ

自分はエンジニアでして、「技術における創造性の価値=値段x必要性」と結びつくものと考えています。多くの人々が求めるものは量産をして安く手に入れられるようして、より多くの人々が豊かになれば良いですし、それこそ価値のある開発や技術だと思っているからです。必要性は問題解決能力からくるもので、多くの学術文献や特許がその例としていつも現状の問題点を挙げているのでしょうかね。

そのうち特許も作ってくれるAIが登場するのかなと思っておりまして、今のうちに早く権利化できるものを増やしたいなと思いました。





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