幸福と正義について
仕事でストレスが多いと、仕事を終えてから「幸福」や「正義」とは何かと考えがちです。このような抽象的なものは哲学的で答えのないものとわかりながらも、頭で理解しようと試みているとか、解答をインターネットで探すのは「そんな理屈で自分を守るために」しているのだろうなと思います。このような哲学的なテーマをとことん考えてくれていた哲学者さんや研究家さん、大学の先生方のお陰様で、幸福と正義についての「そもそも論」を勉強できたので、マイナスなストレスをアウトプットの形にして昇華させることができればと、ノートを取りました。
幸福の因子
最初は「幸福学」という言葉がなんだか胡散臭い宗教のような雰囲気でしたが、前野隆司先生の幸福学についての記事を読んで幸福の構造について学ぶことができました。以下の4つの幸福因子を満たしていることが、幸せな状態をもたらすらしいです。
上の記事を読んで思い浮かんだのはマズローの欲求5段階説でした。幸福とはこの欲求の中でも自己実現や社会的欲求のように生存に関わる物質的欲求よりも高いレベルのもので、中には自分一人で頑張っても他人がいなければ満たすことができないような図となっているのです。
メンターさんからもよく聞くお話でしたが、「他人を変えることは難しく、一番簡単な方法は自分を変えること」。
前野先生の記事の幸福の因子はこれを達成するための一人の姿勢に関しての1人称で書かれているという気がして、新しい語り方だと思いました。
正義について
不当と思うことを言われるほど、自分の思う正しさを追求したい気持ちになります。以前から気になっていた本でも有名な「これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)」のハーバード大学講義の50分ほどの長さの動画が12本ほど、Youtubeに上がっていたので第1話を観ていると、ネットフリックスのシリーズドラマほど面白い講義でした。
生命とお金と道徳と法のジレンマを語っていて、正義や法を話す上でどのような考え方があったのかが学べました。著者は英語で講義をしているので、日本語でアウトプットをするためにマッチする言葉は彼の本を読まないといけないのが厄介ですが… ここでも幸福につながる考え方になるのが面白く、結局は人間は幸福でありたいのが究極的に追求しているもので、どうすれば全員が納得する形で幸福であり得るかを考えているのが哲学や法学であると思いました。
正義とは何かについて、本を読んで、再度アップロードできる部分があればやろうと思います。
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