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何故私達がコロナ禍の中飲食店をやるのか。

2020年の緊急事態宣言が明けた5月頃、本格的に飲食店をやろうと決意しました。

昔からやりたい気持ちはあったのですが、僕が何故このコロナの中で飲食店をやろうと決めたのか、ここにシェアしておこうと思います。

個人的に主にやろうと決めた理由は3つあるのですが、まず最初に簡単な僕の自己紹介をしたいと思います。(一緒にやる相馬の話は次回ご紹介させてください!)
僕は今外資系の会社に勤めています。そこで2017年にオリンピックチームの立ち上げをしたり、スポーツマーケティングに関わる仕事しています。

前職はアメリカのボストンにあるスポーツエージェントの会社で働いていました。

自分の人生をスポーツを通して世の中が良くなり、人間がより文化的で人間らしいLifeを過ごせるようになれば良いなーと思って日々生きてます。
また、スポーツが持つ人間形成の部分など教育的な要素も個人的には大事にしていてる価値観があります。その中でキャリアや人生をスポーツビジネスに軸を置いてます。

その軸を大事にしてきた結果、University of San FranciscoのSport Managementプログラムで勉強するために留学をしたり、現地就職をしたり。それなりにスポーツビジネスやスポーツマーケティングの勉強をしてきました。オリンピックの仕事も2013年からずっとコミットして関わるつもりでここまで自分なりに努力してきました。
そんな僕が何故”今”飲食店の経営かという先ほどの質問ですが、3つあげると以下の3つになります。

1. これからの時代はWellnessやWellbeingだと本気で思っているから。
2. 人生において残したいもの、レガシーを見つけたから。
3. 最終的に大事なのはアウトプットであることに気づいたから。

一つ一つ紹介させてください。オリンピックという壮大な国家プロジェクトに自分なりに関わる中でたどり着いた答えとコロナの中で自分なりに思考を繰り返した結果行き着いた答えだと思ってます。

1つ目の理由はこれからの時代はWellnessやWellbeingだと本気で思っているから。

オリンピックの元々の目的は端的に言うと、心身共に健全な青少年を育成することです。個人的にもSportsの定義はそこにあると思っています。
自分の中での価値観としてSportsの定義をもっと大きいものにしたいと思っています。

日本ではSportsとはサッカー、ランニングなど、フォーマットが決まっていて競技的なイメージが定着しています。
ただ、個人的にはヨガ、マインドフルネス(瞑想)などもスポーツだし。
もっと言うなら女性でも男性でも綺麗になろうと努力することや、失恋から立ち直ろうとする心意気やアクションとかもSportsだと思ってます。←定義広め

僕は目標やチャレンジがある中で前向きに挑戦する気持ちやそこに対して失敗や困難があり、乗り越えるための取り組みや行動、思考を総じて”Sports”と捉えています。

日々心身共に鍛錬することによりバランスの取れた人間らしい文化的な生活ができる様になる。そんな事を与えてくれる事が”Sports”です。そこにフォーマットなどはなく、最終概念として人々の心身が健康で豊かであるライフスタイル、WellnessやWellbeingが紐づいてくると思ってます。

80社くらいの東京オリンピックのスポンサーがいますが、何故金融や、自動車、保険会社が”Sports”大会に協賛するのかという事を自分なりに考えたり、企業の関係者の方々と会話する中でWellnessやWellbeingのためだという事に行き着きました。(これは元々ある方に教えて頂いた考えではあるのですが)僕達がやるお店もこのWellnessやWellbeingに紐づいていきます。

飲食店を通して、”場所”を持つ事で

健康に食べられる事。
お店の人や常連さんと笑ったりコミュニケーションする事。
コミュニティーを通して人と繋がり、地域に属するという感覚を持つ事。
仕事終わりにその”場所”に行く事で明日から頑張ろうと少し元気をもらえること。

これらは”Sports”と近いものがあり、WellnessやWellbeingに通じるものだと思っています。

これからの時代ですが、現在もそうですが、災害や自分にコントロールできない事がたくさん起きるかもしれません。
メンタルヘルスなどを保つ事も重要なことになります。
WellnessやWellbeingもこれからより重要な事であり、世の中が注目する事だと感じました。僕はWellnessやWellbeingを提供するために飲食店経営をしたいと思ってます。

個人的にはSquare 1を通して少しでも世の中のSportsの定義が大きくなれば良いなと思っています。

2つ目の理由は
人生において残したいもの、レガシーを見つけたから。

2つ目の理由は、人生において残したいもの、レガシーを見つけたからです。

結構これはシンプルで、オリンピックの仕事を通してできたコネクションやネットワークを今後の自分の人生にも残したい。それが僕にとっての財産だからと思ったからです。

実はこのSqaure 1をやるきっかけにもなった代々木ビレッジのお店で僕は3ヶ月に一度代々木ナイトというスポーツビジネスの関係者が集まるパーティーを企画したり、毎月仲間とスポーツ業界の人を集めてフットサルをしていました。これらをかれこれ一年くらい継続した時に色々な方々がその場所を楽しんでくれて、常に次回の会を楽しみにしていてくれる事を見てきました。

実際にそこから始まった出会いなどが仕事につながったり、そこで生まれたネットワークにより仕事のスピードが圧倒的に上がったり、沢山のベネフィットを感じる事ができました。これらは全て業界の発展につながると思っています。最終的にこの横の繋がりを今後も残したい、発展させたい気持ちが生まれてきてその”場所”が必要という結論に自分の中で至りました。

3つ目の理由は、最終的に大事なのはアウトプットであることに気づいたから。

これは8年間オリンピックに自分なりに時間や思い、エネルギーをかけてきて昨年オリンピックが延期になった時に
悲しすぎたからです笑。
コロナだからできないとか、企業で働いているとどうしても自分の決定で物事が決められないとか、外的要因でアウトプットが出ない事は多いにありえる事。

オリンピックがコロナで中止になる事も企業がコロナで予算カットする事もありえる中で、飲食経営は自分がやりたい、やると決めたらアウトプットを出せるものだと思いました。
当然色々な問題はあるし、成功も失敗もありえるけれど、少なからずアウトプットは世の中に出る。であれば、打席に立って思いっきりバットを振ろうと決めました。

何かを理由にやらないと決めることは簡単だけど、どうやったらできるのか考える事。コロナの中でもどうやったら飲食店が繁盛するのか考えて向き合ってやってみたいと思ったのが大きな要因です。個人的にイノベーションとはその様な無理な事をどうすればできるかの思考から生まれるのではないかと思ってます。

以上が僕の気持ちです。是非これからSquare 1 を応援して頂けると嬉しいです。


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