最近の記事

気づくのはいつも後

飛花落葉。気づけば秋色の葉道を歩いている。 そういえばいつから君は緑色じゃなくなったのだろう。

    • 人と惑星の共通項

      惑星が丸い理由って、強い重力によって、尖った部分(角)が削れるから。大きい惑星は重力がその分強くなるから、自然と丸くならざるを得ないらしい。 逆に言うと、小さい惑星は尖ってるものが多い。 さて次に、「丸くなった」という言葉について。 この言葉は例えば、昔やんちゃをしてて性格が尖っていた人に対して、現在は成長して大人になりましたねという証としてよく使われている言葉。 小さいと尖ってしまうのは人間も惑星も同じなんですね。

      • 崇高

        あの人はいつだって”自分”があって、他人に媚びることなく、結婚相手なんか要らないんじゃないかってくらい一人でも生きていけそうな感じ。 最近「推し」なんて言葉が流行ってるんだけど、みんなまるでその存在が全てかのように、その人がいなきゃ生きていけないってくらい崇めてる。 だけどあの人は絶対「推し」なんて居ないし、むしろ推される側なんだろうな。 いつだって崇高な存在。 ってそんなフリをしてるだけなんだろうね

        • MBT愛

          はっきり言って私はMBTIが嫌い。 正確には、人間関係を構築する上でMBTIに囚われている思考がキライ。 一方、MBTIで盛り上がる気持ちも分かる。 ”キャラクター化された16種類の主人公”に私達はなれるのだから、わくわくするよね。 でも、たった4文字のアルファベットで私の説明がつくのなら、君の説明がつくのなら。 にんげん80億も必要ないよ。 ”その人だけにしかないもの”を 愛し、愛されようとして

        気づくのはいつも後

          何者にもなれない私

          生きていくために ”何か”に成ることが必須な世の中で、何者にも成れなかった人はどれくらい居るだろうか。 でも何者でも無くとも”居る”ことは変わらないし”居た”ことも変わらないんだよ。 あなたも私も

          何者にもなれない私

          仮面

          みんな様々な仮面を被って生きてて、中には自分の仮面は気に入らないな〜とぼんやり思いながら生きている人もいる訳で。 でも今被ってる仮面を捨てて、自分の好きな新しい仮面を付けようとすると、以前の仮面姿を知っている周りの人達は「この人急にどうしたんだろう」って嘲笑ったり。 人がなにか挑戦しようとした時に、周りにその姿を笑う人がいるのも、“新しい仮面をつけているお前は可笑しいよ”て感じで以前付けてた仮面の姿を知ってるからこその行動だと思う。 今の自分の姿を知った上で、自分がどん

          シュレディンガーの猫と彼

          シュレディンガーの猫というのはある物理学者が行った思考実験 有毒ガスが蔓延している”可能性”のある部屋に入った猫は既に死んでいると同時に、今も尚生き続けている 私は少し自慢げに彼に話す。 「この話知ってる?意味がわかんなくてなんだか面白いよね。」 彼は微笑む 「死んだように生きてる僕もその猫ちゃんと同じなのかもね。」

          シュレディンガーの猫と彼