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ポカヨケ

センサーを利用したポカヨケ

ポカヨケ対策としては、いろいろな種類の多くのセンサーが、ヒューマン・エラー対策が用いられています。
センサーを用いたポカヨケ対策を、以下のように進めて行きます。

(1)指示機能: センサーを用いて、何を・どの程度のレベルで検知するべきか?定量的に指示をLPCなどへ、プログラムを介して与える。

(2)伝達機能: 指示に従って、製作物や環境条件などの変化の状態を検知して、その結果を、即座に、あるいは 自動的に指示側にフィードバックする。

(3)情報処理機能: センサーで感知した情報を受け取り、何を実行すべきか?を判定し、ポカヨケとして設けられた、運動機能を持つ作動媒体に指示を伝達するために、各種判別処理から作動内容の指示を検討して、具体的アクションを指示する。

(4)ポカヨケ動作指示 ⇒ 指示に従って行動する機能: 指示を受けた内容に従って行動する。

(5)フォロー機能: 指示に従って行動した内容が的確だったか否か?を、フォローする。

これらの5つの機能が、センサーを利用したポカヨケの機能ですが、摘要される対象によっては、内容指示⇒動作までで終了し、作業結果の判定は含まない方式を採用する場合もあります。


図 センサーを利用したポカヨケの機能  参考:中村茂弘. ポカヨケ Kindle 版

以下に、ボール盤による穴あけについて、センサーを利用したポカヨケの例を示します。


図 センサー利用によるポカヨケの例中村茂弘. ポカヨケ Kindle 版

参考:中村茂弘. ポカヨケ Kindle 版.

ORG:2023/09/16

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