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EC2 に Nginx をインストールして VirtualBox を利用する

えりりん

こんにちは。えりりんです。
今回、EC2 に Nginx をインストールして VirtualBox を利用する機会があったのでその時の手順をまとめます。
個人的なメモみたいな位置付けなので、体裁は整っていないです。
また、誤っている点がありましたら、コメントなどで優しく教えていただけますと幸いです。

EC2インスタンス起動

AMI は好きなものを選んで良いと思うが、今回は debian が入っている AMI を選択した。
インスタンスサイズを t2.small 以上にして立ち上げる。このとき、small や nano だと立ち上がるが外からのアクセスを受け付けてくれない。
また、インターネットからのアクセスをするので、Elastic IP の割り当てとセキュリティグループの設定をしておく。

Route53 にてドメイン取得

Route53 にてドメインを取得する。どんなドメインにするかによって費用が変わるので、好きなものを選ぶ。テスト用であれば1年もあれば十分なので自動更新はしないようにする。
それ以上使いたい場合は、自動更新はするようにする。更新しなかった場合、再度同じドメインが取れる保証がなくなるため。

EC2 に Nginx をインストールする

公式ドキュメントに手順が載っているので、この通りに行う。Ubuntu など debian 以外にも公式ドキュメントがあるので適当なものを見つけてインストールする。

EC2 と Route53 のドメインを紐づける

Route53 のホストゾーンの設定からできる。ロードバランサーの設定は必要に応じて。

Nginx に VirtualHost を使って複数ドメインのサイトを立ち上げる

今回検証している Nginx のバージョンは nginx/1.22.1 です。
今回取得したドメインが eririn.example.com であったとする。

1.配信したいページやログの置き場となるディレクトリ・ファイルを作成する。

## index.html
/home/demo/public_html/eririn.example.com/public/index.html

## log
/home/demo/public_html/eririn.example.com/log

## backup
/home/demo/public_html/eririn.example.com/backup

## private
/home/demo/public_html/eririn.example.com/private

2.上記に配置したファイルを配信できるように設定ファイルを作成する。

/etc/nginx/nginx.conf

を開くと以下の記述がある

include /etc/nginx/conf.d/*.conf;

/etc/nginx/conf.d に配置される .conf ファイルを設定として読み込んでくれることがわかる。

そこで設定ファイルを作成する。

## 設定ファイル
/etc/nginx/conf.d/eririn.example.conf

3.作成した設定ファイルの中に設定を書く。

server {
    listen       80;
    server_name  eririn.example.com;

    access_log  /home/demo/public_html/eririn.example.com/log/access.log;
    error_log   /home/demo/public_html/eririn.example.com/log/error.log;

    location / {
        root   /home/demo/public_html/eririn.example.com/public;
        index  index.html index.htm;
    }
}

設定ファイルの内容については公式ドキュメントを参考にしてください。

複数ドメイン作成したいときは、上記1〜3をもう1つのドメインで同じように作成する（パスでドメイン名を指定している部分は適宜置き換える）。

これで eririn.example.com でアクセスしたときに配置した index.html の内容が表示される。

参考：