自問自答四季報@2023春
北国の春は一斉にやってくると聞きますが、南国の春は一瞬で終わります。
桜が散ったらもう夏です。お店はすでに長袖の駆逐が始まり、半袖とノースリーブに侵食されていました。
来年の春の断服式は2月中旬、夏の断服式は4/1頃にずらした方が良い気がしています。
みなさんにならって四季報スタイル挑戦です。
DOの経験値
靴
大好きなロングのたっぷりフレアスカートで試着旅へ出かけ、ムンプラさんとのショートコントにもあったように店員さんに他にお勧めはありますか? とお聞きしたところ、
「お客様の華やかな雰囲気にはこちらも〜」
と金具の結構主張するタイプの一足も持ってきてくださるという一場面がありました。
おぉおこれかーっ!
(わたしにとっては、楽しいことが大好き! 明るい気持ちでいたい! な、くるくるフレアスカートです)
そうして持ってきてもらったしっかり主張する靴は、ステキだけど、単体で見たらとってもステキだけど、履いてみるとなんとなく華やかになりすぎる、ハマりすぎる感じがあった。
びったびたに隙なくハマりすぎるのは、なんとなくだけどちょっと違う。もうちょっと余白や余韻が欲しい、感じ。
100足にはまだ遠く、家賃よりお高い靴もほんの数足しか試していない。
それでも、初めましてのお店でいろいろ履いてみて気づいたのが、たいていの靴はだいたい履けてしまったということ。
血まみれのシンデレラの姉シューズになりそうな、痛くてそもそも入らない/履けても一歩も踏み出せない、というような靴はほとんどなかった。
ただ、好きなデザインなんでも選び放題ですねバンザーイ٩(๑´3`๑)۶というわけではなく、端的に言うとゆるい。たくさん歩くときっとパカパカに脱げてくる……方のサイズがちょっと、だった。
履ける、履けるんだけど、オーダーした靴のしっかり包んで固定してくれるフィット感を知ってしまったら、この履き心地はうーんという感じ。
自分の身体の部位に「細い」とつくなんてかなり想定外なのですが、どうやら私の踵はけっこう華奢な方のようです。
特に踵は、中敷を入れるなどして後から容易に調整できるところではないとも教えてもらったこともあり、それでも! この一足が欲しいです! という電流がビリッビリに流れる靴とはまだ出会えていない。
いつか会えるどなたか(運命の一足)のために、100足ノックがんばります。
鞄
全然DO(試着)できていない。
だって、だってお店がないんですー!
別にそんな、地方民マウント(下層からの恨み節の方)したいわけじゃないんです。
でも、あ、いーなーと思って妄想クローゼットに入れたバッグはことごとく実店舗が遠い。泣きたくなるほど遠い。
趣味カレンダー的には夏の終わりと秋の中頃にOSAKA遠征に呼ばれたい所存ですが、それだといくらなんでも遠すぎる。
DOがしたいです安西先生。
(※と書いていたら講演会でもミッチーの話が出てきてウフフとなりました)
東京が来〜い! とぼやいてみも現実は変わらない。
なので先人の知恵をお借りしようと、ココさんの記事でお見かけした、ラクサスを利用してみるべくまずはアプリを入れてみた。
すると今度は、え、なにこれかわいいこれもかわいい見たことない知らない世界に溢れてる〜と決められない虫が騒ぎ始めてしまった。
PLANの回し車をカラカラと駆け続け疲れてるのに抜け出せないネズミになってしまっている。
いやいやこれじゃまたDOにたどり着かないままいたずらに時間だけが過ぎてしまうぞイカーン!
ということでこの記事をまとめている勢いでポチりました。
書き終わってから、アップしてからにしよう〜とするとまたぐだぐだ悩みそうだったので、ちょうどお気に入りに入れていたバッグが帰ってきたよとの通知に背中を押され、今まさに、ポチってきました。
さ〜届くの楽しみ! と思ったら、審査があるんですね?(Q&A読んでなかった)
え、人気のバッグは初回審査の間に誰か別な人がポチっちゃったらその人のところに旅立っちゃうんですか?(Q&Aちゃんと読んどこうね)
しばらくドキドキですが、無事DOの一歩になりますように。
……と、まとめておいた月曜日。
推敲のために一晩ちょっと置いていた間にもう届きました。
早っ。
夏の四季報の時には、きっとDoの経験値上がっているはずです。
春トップス
長袖ブラウス(白)
洗濯楽チンですよ〜アイロン? もちろん要りません!
と太鼓判を押してもらった一枚で着ても透け感(色やあたり)が気にならない生地感のものは、これから着るにはもう暑そうだった。出合うのがちょっと遅かった。
カフスのボタンがポイントになっていたりすると、おっ! と目が行きがちだけど、袖口がリブになっているちょっとカットソー風味もあるもの、うでまくりがしやすくてとても良かった。長袖ブラウス(紺)
首回りはしっかり詰まり気味なのに、前ボタンでも後ろファスナーでもなく、すぽっと被って着られるのが良かった。
「首元のビジュー、アクセいらずで便利ですよ〜」
「わぁ〜(わたしゃ自己紹介アクセを盛り盛りに盛りたいんじゃー!)」
そのセールスポイントには頷けないと内心、これなら外せるかと縫い目をチェックをしながら、でも初めからカスタマイズ前提に買うのもちょっと違うかな。
春夏素材(綿/麻)の紺は特に色があせやすいからワンシーズンと割り切るか、ちょっと暑くてもポリ混にするか。
あと一歩決め手に欠けました。リネン混のシャツやブラウス色とりどり
もうリネンが並んでいます。
素材の美しさを堪能できる羽織にもなりそうなシンプルな長袖シャツと、胸元や袖口のディティールに手が込んでいる半袖のブラウス。
この生地で、この生地で長袖のブラウスを作ってくれませんか……! ピンタックとかシャーリング加減とか大好きなんですけど……!イレギュラーヘムのショート丈カーディガン
店頭のマネキンが着ていた、ふわっとフレアのワンピースに合わせてあったのがとても可愛くて予定にはなかったけどフラフラ〜と着せてもらいました。
毛玉になりにくい、ガンガン洗濯OK、そしてやっぱりスカートに合わせたシルエットが最高。
ただ、その……ちょっと細身の作りでして、二の腕の……振袖部分がちょっとばっかりムチムチで…..
春夏と秋冬、シーズンごとにその時々にカラフルに色味の展開をしているようなので、要ウォッチングに決〜めた!(筋トレしながら)(がんば、れ私)
いろいろお店を覗く中で、店員さんに
「今お召しのそのブラウス素敵だなと思ったんですが……」
と聞いてみたら次は来週入ってくる予定だという情報をゲットしたりもしました。
なるほどコレが特産品をめぐる隣国の姫との外交戦術。
新しいチャレンジ
この春の新しいチャレンジいろいろ。主にお買い上げしたもの。
デパコス
自問自答ファッションと出会わなければ、きっとほぼ間違いなくご縁がなかったデパコスでびゅうしました。
お姉さん優しかったしキラキラで楽しかった。
デパコスって、とってもお高い贅沢品という先入観と偏見にまみれていたのです。
毎日使うような消耗品をデパートでだなんて、ねぇ……みたいな。
でも、実際手にとってみたら、ご褒美買いするデパ地下の美味しいものたちとそう変わらないお値段で、あ、なんだ。と、とても良い意味で拍子抜けしました。
美味しいものは大抵一晩でぺろっと消えてしまうけど、リップは一ヶ月でもきっと使い切りませんね? つまり日割りだと実質無料ですね?
二色まで絞りこんでどっちにしようか悩んでた時の、お姉さんの
「二本並べるとロゴになりますよ〜」
という悪魔のささやきはなんとか振り切ったけど(笑)また違う色も見に行きたい。
お仕事用7センチヒール
オーダーしていた靴が届きました。
演歌バッグや演歌靴や演歌お洋服に名前をつけてらっしゃる方をちらほらお見かけして、こんどのおサンダルさんは7センチヒールだからナナさまかな〜と安直に考えていました。
小さなサンプル片で選んでいた時ももちろん素敵だったけど、実際に出来上がって履いてみたら、ポエムが降ってきたんです。
星空みたい🌌……
私の足元で、今、ちりばめられた星が細かくきらめいてるよねー!
(満天の星空は、黒色ではなくとても濃い紺色だと思っています)
加解姫?
あなた加解姫っていうの?
え、ちょっと違う?
そこから、勾玉つながりで暗(くろ)? 闇(くら)?
あ、闇といえば闇(ダーク)のカード封印するときの
とか? あたりがばばーっと連想されて決めきれず、ちょっと保留中。
なので、名前はまだない。
ほっそいピンヒールではないので硬めの床を歩いていてもカツカツ族にはならないけど、これまで履いていたナースシューズに比べればそりゃあやっぱりちょっと重めの足音がする。
疲れて気をぬくとガツガツゴンゴン言い出すので、すっと軽やかに歩いていたい。
THEデスクワークの極みな毎日ですが、慌てたり焦ったりと心や動きが荒れてくるとてきめんヒールがクキッといきそうなので、絶賛繁忙期も心持ちは優雅に過ごしたい所存です。
宣言しておけば頑張れるはず。捻挫して履けなくなったら悲しいもの。
mmmのイヤークリップ
冠婚葬祭風でない、毎日一緒のお守りになるような真珠のアクセサリーが欲しいとムンプラさんに書き続け、書くだけ書いて、真珠の産地巡りとか行きたいな〜と妄想はしても実際はまったく行動に移せていませんでした。
インスタライブから知ったmmm-jewelryさんのゴールドパールに一目惚れして、なんじゃこりゃー! と割と即決の勢いでイヤークリップを買いました。
真珠の取り合わせがどれも素敵で、一つに絞るのには悩みに悩んだけれど、買うこと自体はもうほぼ即決。
どうやら私が欲していたエモーショナルなアイデンティティは、“真珠”そして“お守り”という言葉から連想されるような、ちょっとかなしいしっとりウェットなもの、あるいは自分の殻を幾重にも重ねてしっかり防御する類のものではなかったようです。
お守り=毎日つけている=何かしら特別な謂れがあるもの
そういうナニカがあったほうがよいのかなと、なんとなく感じていましたが、ただただかわいい。それで良いんだなと。
早速たまごさんと名付けました。
まるんところんとしたたまごさんはとてもかわゆくってかわゆくって、取り出すたびにウッキウキです。
どうやら私は、見て〜かわいいでしょー! と心の中の幼女さんがキラッキラに目を輝かせるようなものとの出会いを探していたようです。
それにしてもmmmさんの真珠の扱いが好きすぎていくらでも見ていられます。こんな時間泥棒ならいくらでもいて欲しい。
次は、人魚のひとやすみを狙っています。
同じテイストのブレスレット出ないかな〜と密かに願っています。あわよくば両端カニカンで羽織紐兼用にできたら最高だよなーと妄想は広がるばかりです。
上様風前髪
前髪を変えてみました。
これまで美容師さんに前髪どうします? 分け目は? と聞かれても、あ〜短めで、とか、気分です、とかしか言ってこなかった中、写真を取り出して「上様っぽくなりますか?」とやってみました。
(2期が待ち遠しいです)(ついつい食べ過ぎそうになった時は\ラーメンは年に2回/が退魔の呪文のように唱えられるようになりました)
これも私にとってはひとつの挑戦&成長でしたやったね!
伸ばしかけの半端な長さと頑固な生えグセとご立派な富士額のおかげで丸っとこのままこの通り、とはいきませんでしたがなかなか気に入っています。
寝癖や乾かし方が下手くそで時折ウニョンとスネちゃまになってたりしますが、それもご愛嬌。
何が一番って、普段髪をまとめている時に何かこう、くたびれた感を増し増しにしていた、こめかみやもみあげ周りのアホ毛が気にならなくなりました。
あと、耳周り盛った時(たまごさんとかたまごさんとか)のチラチラ感がとても可愛い。
がっつり結んでいると必然的に耳周りは丸出しだけど、この上様風前髪のおかげで隙間から垣間見える感が奥ゆかしげになっていーんじゃない? とウフフとほくそ笑んでいます。
そして姫カットへの無意識の憧れと恨み。
これまでほったらかしにしすぎた時の前髪は斜めに流して耳にかけてたので、ほおにふっさりとかかる髪の感触がとても新鮮で、あ、もしかしてコレが憧れが反転してちょっと周りへの恨み僻みになりかけてたってやつじゃない? と、フッとつながりました。
前髪パッツンが死ぬほど似合わなくて、諦めたというか見なかったことにした姫カット。
そっかぁ〜姫カット、したかったんだなぁ私……
春のまとめはこんな感じでしょうか。
長い長い夏はもう、すぐそこです。実際に触り倒してバッグの解像度を上げていくのと、講演会でもありましたアウトプットを頑張る季節にしたいです。
よし。書きかけを一本終わらせたので、アーカイブ聞きながら感想書いてアウトプットするよー。