自問自答式妄想のススメ
先日の九州ガールズ会のお題(質問)の1つ、近場にないブランドの製品が欲しくなった時どうする?
まずは妄想に妄想を重ねて、吟味し尽くすこと。そして実店舗までの旅費とお取り寄せ代を比較して、それでもやっぱりほしいなら心を決めてポチる......のが私にとっての現時点での最適解なハズ。
でも実際は、ファッション筋が足りずにぼんやり出遅れるばかり。
通帳に傷をつけてみないとわからないことがいっぱいあるんだぞー!
というわけで只今絶賛妄想中なのが、オフ会とビレッジサマーパーティ(もちろんonline観戦)で知ったIBAMOTO HONTENさん。
鳩野さん、布好き。織りや地紋に凝った布、大好き。
なので10月のIBAMOTO HONTENさんの福岡ポップアップをもう指折り楽しみにしている。
紹介ページを読み比べながら、これはと気になっているのが今のところ3つ。
①「実り」 カラー:八朔
9月10月の秋単衣に合わせる帯にしたい。
一応薄物扱いの濃緑レースの長着と、それよりはちょっと厚目の透けないオレンジ系チェックの単衣、きっと絶対どちらにも合う。
もけもけがカワイイ裏を帯前に、そしてお太鼓とタレ先とであえて裏表を変えたい。想像するだけでもうかわいい。私、まるいころんとしたモチーフ大好きですね。
気になるその1:地色の白さ加減は?
秋口に爽やかに使えるクリーム色だったら最高なんだけど、“ほんのりと緑がかったクリームベージュ”がどんな色味か、現物を見るのがとても楽しみ。
気になるその2:厚みはどのくらい?
極薄手とは言え帯芯を入れるから、完全リバーシブル仕様にすると都合3枚分、布が重なっちゃう。ガンガン洗えてなんぼな木綿だけど、10月もフツーに半袖民が闊歩している南国で締めるにはちょーっと厚手になりそうな印象なんだよなぁ......
なんちゃってリバーシブル風に仕立てるには用尺が半端になりそうだしちょっと悩みどころ。
②「羽ばたき」 カラー:トンビ
生地幅いっぱいをそのままに、たっぷりストールにしたい。
ストール系の巻物は大きければ大きいほど素晴らしい教の熱狂的信者なので、元々の反幅が150cmもあって、もうウッキウキ。
説明書きをあちこち見比べたところ、これが一番薄手そうだなとアタリをつけている。まだまだ暑い晩夏〜初秋に良さそうな薄手で気兼ねなく洗える秋色の織り柄。(実際に出会うことになる10月のポップアップの頃には、もう名残の時季になっているだろうけど)
ぐるぐる巻きにしても染めの柄ほどは裏表を気にしなくて良いハズだから、後は結んだ時のボリューム感やシワの残り具合が気になるところ。
端の処理はフリンジよりは巻きかがりにした方が良さそうかな?
③「すすき野」 カラー:白昼
耳端を活かした巻きスカート、絶対かわいい。
昨秋うっかりチュールスカートに目覚めて当初探していた秋冬素材のスカートがお預けになった、その求めていた秋冬感にぴったりハマりそうな予感。優しいのに複雑な色味も、ほわほわ質感もきっと絶対好き。
細めのジャンパースカートとか共のサスペンダー付きとかのハイウエストのタイト目のシルエットも合いそう。あえて裏を出したら毛玉もそんなに気にならないと信じたい。
問題は、私のウデマエじゃウール混を上手く扱える気がしないこと。
他の2つと違って先の季節にピッタリ合うものだけど、お仕立てお願いしたら逆に今年の冬にはもう間に合わなさそう?
④その他
春夏の通勤用にバルーンパンツとかサルエルパンツのような、布をたっぷり使って腰回りが気にならないパンツがほしいなと考えている。「チューリップ」や「藤」の縦に流れる柄行が気になるところ。
涼しくて扱いやすいぴったりな生地があったらいいな。
と、布視点でアレコレ妄想してみたけれど、生地の状態と仕立て上がった服とでは印象が全く違うというお話だったし、ネット上では気づけなかった色んな魅力を実際に試着して試せたら良いな。
あー楽しみ!