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プラモデルについて思うこと
78年生まれの私ですが、初めてプラモデルに触ったのは幼稚園の頃、チョコのお菓子のガンダムのプラモデルが最古の記憶かと思います。爪切りでパーツを切り出して組み上げた覚えがあります。その後ビッグワンガムを作り、模型屋さんに売っているプラモデルを買ったのが小学生の頃でした。色は単色のため油性マジックの黒と赤で色をつけた覚えがあります。その後、ある程度色の着いているプラモデルも出てきましたが、箱絵の様な綺
もっとみるツールにまつわるエトセトラ
模型を作る上で必要不可欠なものがツールです。それはニッパーであったり接着剤であったり塗料であったり。制作の上で様々なツールが必要になります。最低限これだけは必要なものからこれを作るには必ず必要なツールまで千差万別です。模型誌でも定期的にツール特集が組まれオススメのツールや最新のツールなどがアップデートされます。なんならプラモデル以上にツールをストックしている人もいるのではないでしょうか、私のように
もっとみる模型に大事な二つのこと
写真は秋葉原のボークスに展示してありましたR工廠さんの戦艦です。1/700の戦艦模型なのですが、肉眼だと見えません。見えているのに見えないんです。幽霊の逆ですね。老眼も入りつつありますので一定の距離に近づくともう見えないんですね。これは新しいシールドだな、と思いました。とは云え誌面などで拡大されたものを見ると非常に細かく素晴らしいディテールが再現されているわけです。肉眼で見てどうなってんだこれとガ
もっとみる模型誌ライターになる為には
先に云っておきますが今回はネタバレを含むので有料です。プロモデラー、この場合はライターでしょうか、に関する私見です。ご縁があり何度か模型誌に作例として記載して頂いた事はほんとに僥倖でして、インターネットを見れば私以上に上手い人なんて多分中国の人口の半分くらいはいますし、未だになぜ私がと云う思いは確かにあります。ここでは技術的なことは置いておいて(いつもでは?)、模型誌のライターになるために必要かと
もっとみる模型のリアリティとエロスについて
林浩己さんはリアルなミニチュアフィギュアを作る原型師(塗装を前提とした複製品を少数作る上での雛形を作る人)で、何十年とトップを走ってらっしゃる方です。私が初めて買ったホビージャパンは94年1月号で、そこに確か3ページほど、林さんのソフビキット(ビニール製の無塗装フィギュア)の塗装方法を御本人が手順を書かれていた特集を見て強い衝撃を受けまして、当時中学3年生だった私は今後癒えることの無い深い傷を脳に
もっとみるタミヤのフィギュアから感じ取れること
初めて買ったタミヤのミリタリープラモデルは1/35ハノマークD型カノーネンワーゲンでした。確かプラモ屋さんで特売の半額だったので買えた覚えがあります。中学3年の頃だったかと記憶しています。勿論組み上げただけで塗装なんて出来ませんでした。当時は何故かタミヤのベーコン(友達のお兄さんが捨てるからと頂いたものだったと記憶しています)は持っていたのですが、塗料がそうそう買えず、しかもラッカーなんてシンナー
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