4.「スポーツファーマシスト」=「スポーツ薬剤師」ってなんだろう?
ハイ、どうも😊
SPヤマトの中高生にもわかりやすい「アンチ・ドーピング講座」にようこそ!
昼休みのあとは、いつも眠たい「SPヤマト」です。
お昼はいつもおにぎり1個だけなので、決して満腹というわけではないのですが、なぜかいつも眠たくなり、時にはまぶたが重力に逆らえないこともあります。
そんな私「SPヤマト」が名乗っている肩書が「スポーツファーマシスト」=「スポーツ薬剤師」です。
ファーマシスト(pharmacist)とは英語で薬剤師という意味ですが、その薬剤師の中で最新の「アンチ・ドーピング」の専門知識を持っており、(公財)日本アンチ・ドーピング機構:JADAの認定を受けている人だけが、「スポーツファーマシスト」を名乗ることが出来ます。
残念ながら、いわゆる普通の薬剤師や普通の医師は「アンチ・ドーピング」に関する知識を持ち合わせていません。少なくとも「SPヤマト」の学生時代にはそのような授業科目も講義内容もありませんでした。
本欄のファンの方や頻繁に訪問して記事を読んで下さるあなたには当たり前のことだと思いますが、よほど運が良くない限り、外出先で飛び込みで訪れた病院の医師や薬局の薬剤師が「アンチ・ドーピング」の知識を持ち合わせていることはありません。
「公認スポーツファーマシスト」は、前述のように最新の「アンチ・ドーピング規則」に関する知識を有する薬剤師ですが、薬剤師の国家資格のほかに、JADAが定める「アンチ・ドーピング」に関する所定の課程終了後に認定される資格制度です。
所定の課程とは、約1年弱の期間とお金をかけて、基礎講習、実務講習を修了した後に知識到達度確認試験があり、この試験をパスした人だけが「スポーツファーマシスト」になることが出来ます。
さらに毎年、実務講習を受講することと、4年ごとに基礎講習と実務講習を受講し、知識到達度確認試験を受け認定更新を行う必要があります。
「SPヤマト」に言わせると、一度とれば半永久的に続く薬剤師資格よりも「スポーツファーマシスト」の資格を更新し続けることの方が、ずっと難しいのではないかと思っています。
「スポーツファーマシスト」は国体(国民体育大会)に向けての都道府県選手団への情報提供・啓発活動等や学校教育の現場における「アンチ・ドーピング」情報を介した医薬品の使用に関する情報提供・啓発等の活動を行っています。
「SPヤマト」も中学、高校の部活動や国体選手、アスレチティックトレーナー、スポーツ栄養士などの方々へ「アンチ・ドーピング」の情報提供や啓発活動をさせていただいています。
あなたの身近の「スポーツファーマシスト」は
JADAホームページhttps://www.playtruejapan.org/
内にある「スポーツファーマシスト」→「スポーツファーマシストを探す」で検索できます。
ちなみに上記検索は、本名での登録のみなので「SPヤマト」と探してもヒットしませんのであしからず///
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