私たちは地球の主役なんかじゃない
夫婦二人、もう一ヶ月近く家で仕事をしている。
普段ずっと家にいるので、週末は運動不足解消のために歩くようにしている。
久しぶりに外を歩くとき、いつもその美しさに圧倒される。光がきらきらして、空が抜ける様に青く、空気も澄んでいる。車が減り、人が少なくなり、汚染が減る。それを見て私はいつも(まるで地球がやっと深呼吸ができると言ってるようだ)と感じる。
いつから人は自然をコントロールできると考えだしたのだろう。
一昨年チリに行ったとき、有機栽培のワイナリーでブドウの育て方を伺った。虫除けに植物を植え、病気になったらすぐわかる様にバラを植え、月の満ち欠けによって与える水の量を変える。その自然と共に生きるという考えは、きっと昔の日本でも身近であったはずなのに、今ではどこの都市でも貴重な考えだ。
自分以外の何かをコントロールできるという考えは、なんておこがましいものだろう。
自然のめぐみを有り難く分かち合い、共存すること。私たちはこの地球の主役では決してないこと。改めて最近強く思う。
自分さえよければいい、便利であればいいという考えは、今までも感じていたけれど、もう過渡期だなと感じています。
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過去に書いた記事ですが、やっぱりこれからはもっと必要になるだろうと思い再掲。
パトリス・ジュリアンさんの「生活はアート」は今読んでも素晴らしい。
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