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IVS2024 KYOTOインターン生レポート⑤E.S:東北という団体意識

IVS2024 KYOTOのレポートもついに第5弾!今回はE.Sさんのレポートです!
E.Sさんは、東北出身ではないという視点から、スパークルのインターン生としてIVSに参加することで、さらに視野を広げることができたそうです!
自分と向き合うきっかけとなりました!


はじめに

7/4から7/6にかけて、京都で開催された日本最大級のスタートアップカンファレンス、IVSにスパークルのインターンとして参加してきた。
IVSでの主な業務は、仙台市のブースに訪れた人と名刺交換をし、仙台市やスパークルについての説明をすることであった。
シフト以外の時間は、会場内で行われるトークセッションを聴いたり、サイドイベントに参加して交流を深めたりと自由な時間を過ごした。

3日間を振り返ってまず一番に出てくるのは、とにかく人が多くて熱気がすごかったという感想であるが、様々な人の価値観に触れて、自分や自分の将来について考えさせられた学び多き3日間であった。


仙台市ブースにて

仙台市のブースを訪れる人は、とにかく名刺を配ることを目的とする人、どんな自治体の支援を受けられるのか知りたい人、東北になんらかのゆかりのある人の3種類に分類できたように思う。

仙台市のブースで、スパークルのインターン生が受付をするのは訪れた人に混乱を招くのではないかと思ったが、京都でも仙台市に興味のある人を仙台市の方に繋ぐことができたという点においては、スパークルのインターンである自分が仙台市のブースに立っている意味があったのかなと思う。

東北出身の人も含め、東北にVCがあることに驚く声が多かったことから、もっとスパークルの認知度を高めていかなければならないと感じた。また、海外の方を中心に資料をもらいたいという希望も多く、次回はスパークルのチラシを用意するべきだと思った。

トークセッションにて

せっかくスタートアップの集まるイベントに来たのだから、スタートアップというキャリアも考えてみようと思い、「安定ってどこにある?カオスを生き抜くキャリア戦略!」というトークセッションに参加した。
そこでは、スタートアップで求められる能力や実際の働き方についてのディスカッションが行われていた。

スタートアップで働こうよ!という話の流れかと思いきや、「スタートアップで働くのに一番必要なのは体力」「自分の寿命を削って仕事している」といった話が続き、スタートアップで働くことを簡単に考えすぎていたかもしれない、、、と思った。

一方で、スタートアップは事業を回すことではなく、人が作ることによって成長するため、良くも悪くも自分の成長が事業の成長に繋がるという話を聴き、しんどさもやりがいもあるのがスタートアップの醍醐味かと納得した。今後のキャリアの参考にしたい。


サイドイベントにて

IVS最終日には、東北にゆかりのある若者が集まって、東北を盛り上げていくにはどうしたらいいかを語り合うサイドイベントに参加した。

そこには、これから起業して東北を盛り上げて行くんだという人や、今は違う地域に住んでいるけれど将来は地元に帰って東北のために何かしたいんだという人がいて、みなそれぞれが東北に愛をもって貢献しようとしていた。

私を含め、私の周りにここまでの強い地元愛を持っている人は見たことがなかったので驚いた。その地元愛はどこから来ているのか、震災を経験したからこその想いがあるのかもしれないと考えていた。
また、県という垣根を越えた、東北としての団体意識は、地理的に微妙な位置にある新潟県出身の私にはないもので、これもまた不思議だった。しかし、東北という団体意識があるからこそ、県単位ではできないこともできてしまうのかもしれないと思った。

仙台に住んで3年目になるが、まだ東北については知らないことばかりで、正直にいってしまえば、このイベントに参加していた学生のような東北への熱い想いも私は持っていない。
まずは、東北についてもっと知るところから始めてみようと思った。

さいごに

自腹を切ってIVSに参加している学生や、ボランティアとしてIVSの運営に尽力している学生もいる中で、スパークルのインターンとしてこのように貴重な経験をさせてもらえたことに深く感謝したい。
この投資に対して少しでも報いることができたらいいなと思う。
ありがとうございました。

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