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MAKOTOキャピタルってどんな会社なの?~アクセラ事業編~

初めまして。MAKOTOキャピタルの小山田です。
今回は事業紹介第2弾として、弊社のアクセラチームを紹介します。noteの読者層は相当に幅広いことを想定して、なるべくわかりやすい説明にトライしてみます。

▶ファンド事業
▶アクセラレーター事業(今日のトピック)
▶コンサルティング事業


ーアクセラレーションとは

「アクセラ」というと読者の皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
「accelerator」が和製英語で自動車のアクセルという言葉で使われていますが、語源は同じで、加速装置のことを指します。起業家に対して使う場合、アクセラレーターは、起業家が事業の拡大を目指す上でその支援をする組織を指します。アクセラレーターのパイオニアとしては、米国のY CombinatorTechStarsがあります。


ーアクセラレーションが注目される背景

なぜ注目されるのか?という点では、アクセラレーター出身のスタートアップが私たちの生活の身近なところまで入ってくるほど大きな成長を遂げているということがあります。例えば、AirbnbDropBoxは、前述のY Combinator出身のスタートアップです。こうした成長が大きな注目を浴びてパイオニアの組織研究が行われた結果、今では世界中にアクセラレーターと呼ばれる組織が広がりました。アクセラレーター情報を掲載するSeed DBによれば、世界中で190のプログラムで8,000社以上の新規スタートアップが支援を受けています。
国内でも裾野が拡大しており、アクティブなアクセラレーターだけでも70を超える組織が確認されています。


ーMAKOTOにアクセラレーターが持ち込まれたわけ

MAKOTOが初めてアクセラレーターに触れたのは、東日本大震災がきっかけでした。2011年、目の前に広がる惨状の前に、この状況を変えられるのは起業家しかいない!しかし、燃える気持ちと裏腹に、この大被害の前には、自分達の無力さを痛感させられる事ばかりでした。こうした中、グループ代表の竹井がグロービス堀氏主催のG1サミットで、世界的な起業家コミュニティであるEO(Entrepreneurs' Organization)の東北支援活動チームと繋がりを持ちます。EOは、年商1億円を超える起業家のコミュニティで、当時、48カ国157チャプター、11,000人を超える起業家で構成されており、世界中でアクセラレータープログラムを展開していました。そして、EO大阪EO東京のメンバーは毎月のように、被災地に通っていました。次第に、彼らとの信頼関係が産まれ、EOを深く知るようになり、このEOという組織が行うことが東北の起業家にとって必要なものであり、これこそが今までの東北に欠けていたものだと考えるようになりました。

「東北には、起業家がグローバルな視野で大きなビジョンを持ち、激しく切磋琢磨し、ネットワークやノウハウを磨き合うそんな場(コミュニティ)が無い」

この想いを胸に、2015年7月、後にEOアクセラレータープログラムを主催することになる「EO東北」(当時:EO東北分科会、現在:EO North Japan)が立ち上がり、MAKOTOにアクセラレーターという概念が持ち込まれます。
その後、熱い想いを持ったJP.Morganの皆さんとの「Tohoku Rebuilders」、仙台市の皆さんとの「Tohoku Growth Accelerator」、地方創生でタッグを組むことになるKDDIの皆さんとの「Tohoku Future Builders」など、東北に、起業やビジネス経験が既にある先輩起業家(メンターと表現しています)からのアドバイスや交流機会、同時期に採択された熱き志を持った起業を目指すメンバー同士の学びの機会をアクセラレータープログラムとして創り出すことで、ネットワークやノウハウを磨き合う場(コミュニティ)づくりに挑戦してきたのがMAKOTOにおけるアクセラの歴史です。

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MAKOTOキャピタル アクセラチームの現在は、大きく以下の2つの事業に取り組んでいます。

➀アクセラレーター事業
TOHOKU GROWTH ACCELERATOR

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これまで複数回にわたり、仙台市が主催する起業イベントであるTGAの企画運営業務を担当しました。TGAでの取り組みとして、仙台市とMAKOTOが連携し、東北一円からより多くの起業家・中小企業を発掘しました。さらに、大学の研究成果やICTを活用した事業など、ロールモデルとなる大きな事業を生み出し、東北から地域を支える起業家・中小企業を持続的に生み出していくエコシステムを創出することを目指しています。TGAに限らず、仙台市様とは様々な形で仙台市・東北のスタートアップエコシステムの構築に向けて取り組ませていただいています。

➁大学連携事業

東北地方の大学と連携し、大学発ベンチャーの創出・育成事業を行っています。大学シーズの事業化支援だけでなく、学生への起業教育や操業支援も行い、起業文化の形成に取り組んでいます。

東北大学スタートアップガレージ(TUSG)

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東北大学に起業文化を醸成し、大学発ベンチャー100社を目指す東北大学との連携プロジェクトです。
社会的価値と経済的価値の両立を目指し、社会にインパクトあるスタートアップの輩出によって、大学に次世代の知的創造活動を維持・継続していく基盤を作ることを目標としています。


地域ベンチャー創成支援財団

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会津大学の学生の起業を支援し、経営のノウハウを指導するだけでなく、創業のための資金調達も支援し、世界に通用する「会津大発ベンチャー」の育成を目指しています。
「地域から国を興す」が会津大学建学の精神。地域ベンチャー創成支援財団は、会津大学を核にスタートアップのエコシステムを作ることを目指しており、私たちが運営のサポートを行っています。



ー最後に

アクセラチームは、起業家精神旺盛なメンバーが揃うためか、昨年度のチームは、私を除いてほぼ全員が起業し、独立してしまいました。。。おいおい。そうそういずれこのメンバー達とMAKOTOマフィアという秘密結社が結成される日が来るかもしれません。そういう未来を思い、いまをバックキャスティングするのもまた面白い妄想だったりします。
また、アクセラチームでは、たくさんのインターン生が活躍しています。起業家スピリットのある大学生は歓迎しますので、ぜひ一緒にいまここからワクワクする楽しい未来を創り出しましょう。以上、アクセラチームのご紹介でした。


起業や資金調達のご相談等ありましたら、お気軽にこちらまでお問合せください。
問合せ先:capital@mkto.org

担当 : 小山田
2021年5月21日
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株式会社MAKOTOキャピタル(Makoto Capital Inc)
所在地:宮城県仙台市 代表取締役:福留秀基
ホームページ : https://mkto-capital.jp/
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