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圧縮効果の話


私の検証の記録みたいな内容です

で今回は圧縮効果の話
いわゆる【圧縮効果】って言われるのは
望遠レンズで撮った時
被写体と背景が寄って見える
背景が圧縮された様に見える
みたいな意味で認識していました

標準レンズ(もしくは広角レンズ)で
撮った時と同じように
望遠レンズで被写体を同じ画角に
して離れて撮ったら
みたいな比較が「圧縮効果」で
ググれば沢山のソレが出てきます

下の画像は
参考までに撮ってみた写真です
背景が寄って見えますね

圧縮効果

夕方のニュースとかで
都心の混雑具合の映像などは
実際の混み具合より
盛って撮る時は
だいたいこのパターンだと思います
月と城を撮る時とかも月を大きく撮る時は
このパターンだと思います

被写体と背景とカメラの距離感の話で
被写体から距離を離れたところから
撮ると背景が近くに寄って見える
みたいなイメージです

今回はその逆というか

逆では無いですが
『離れず』同じ距離で撮ったら
どうだろという簡単な検証です

では早速検証写真です

フルサイズ機で撮影

何のひねりも無いですが
予想通りの感じですね
センサーサイズ違うのでも
撮ってみました

aps-c機で撮影

コレも予想通りで
【ところで何の検証?】
って思いますよね

結論から言うと
圧縮効果は
【望遠レンズの特徴では無い】と言う事です

図解します

近寄って撮ると広角で撮ることになります
そうするとカメラ位置が近くなります
近くなるとAとDの比率が大きくなります
なので、AとDの感覚がとても広く写ります

望遠は逆でAとDの感覚が狭く写ります
これが圧縮効果です

圧縮効果は望遠レンズでのみ得られる効果
ではなく!
望遠レンズで撮った写真が圧縮効果を
より感知しやすいということ

なので人間の目で見ても
遠くを見ると圧縮効果はおきています

先程の検証写真を
広角で撮った側を望遠で撮った側と
同じ被写体の大きさになるように
クロップして比較してみました

距離は変えずに
レンズだけ変えて撮っても
同じ画角にクロップすれば
基本的には同じように
背景が寄って見えることが
確認できました

日本語は難しいので
圧縮効果というと
【効果】というワードが前に出るので
「望遠レンズ(焦点距離の長さ)による効果」や
「画角による効果」
みたいな特有の現象のように
勘違いをしてしまったりしますが
そうではないという事ですね

素人の検証なので
説明不足であったり
言い回しが間違っている事も
あるかもしれませんので
参考までにどうぞ

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