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流れ星を君に贈る


増田貴久さん、入所25周年おめでとうございます。
四半世紀という時を、アイドルであり続けるという、途方もない、絶対的な努力をひたむきに続けてこられたこと、あなたのことが好きだと思うと同時に、深く尊敬しています。


ここまで応援してたら意地も出るでしょう、とたまに言われることがあります。
たしかに意地は、あります。それは間違いないことで、逆に「意地」という言葉で表現するには足りないくらい、深くて重い感情を抱いています。もはや執着と言っても差し支えないかもしれません。

でもこんな、執着に近い「好き」を向けられたら、誰だって嬉しくはないだろう…とも思うのです。鉛のように重たくて、人に向けるにはあまりにも美しくない「好き」なんて、厄介以外の何でもないだろうと。

尚のこと、増田さんが「美しい」ものを愛していて、自身もそうあるべきだと考え、努力してきた人であるということを少なからず知っているのに、こんな「美しくない」感情を向けることは、あまりにも失礼だなと感じてしまい、いつものように葛藤します。

でも、どれだけ自分の感情や思考回路を拗らせて、葛藤して、疲労困憊してくたくたになっても、わたしはどうしても増田貴久さんという人のことが、好きで、大好きで、そして誰よりも幸せでいてほしいのです。

アイドル的幸福だけでなく、できれば人間的な幸福もきちんと両方、手にしてほしい。
自分が名付けたいと願いを込めた名前を、自分の娘に贈ってほしい。今回のソロ曲を聴くたびに、その歌う未来を、歌にするだけではなくて、諦めずに必ず迎えてね、と願って泣いてしまうのです。

25年間をアイドルとして生き、そしておそらくこの後の人生もアイドルとして生きようとしている増田貴久さんを、わたしは生涯、激しく重い感情を持って応援していくと思います。ああ、これが単純なリア恋だったならばどれだけ良かったことでしょうか。


願わくば、歌詞にあるように流れる流れ星を掴まえて、これであなたの願いが全て叶うよと贈りたい。
そして、許されるならば、ちっぽけで無力なわたしだけれど、誰よりもますだくんの幸せを願っていることを、小声で伝えたいのです。
25年という歳月をかけて今願うことは、だだ幸福であって欲しいという感情、そして人に言えないくらいの重たい愛情。
今年の入所日はそんなことを考えて過ごしました。


四半世紀ものあいだ、人を幸せに、そして豊かにしてくれたあなたの天性の愛しさと、人に見せずにひたすらに努力してきたことを、改めて深く尊敬しつつ。
これからもあなたのファンでいさせてね、大好きだよ、どうか幸せでいてね、と願いを込めて。

入所25周年、おめでとうございます。

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