「SISU」(2023)フィンランド

呼吸をするように新譜を聴き飯を貪るように新作映画を観る。
私にとってもうそれは好きとか趣味ではなく生きることそのもの。
だから無かったら死ぬ。。。。SINU。。。SISU。

今のところSISUは今年のNo1！
ちなみに2位は「EVIL DEAD RISE」
トレイラーとビジュアル見てナチ版マカロニウエスタンかなと思って観たら
これが鳥肌がチビるとんでもぶっとび映画だった。
無茶苦茶なじじいが破天荒しまくる荒唐無稽な超ウルトラ痛快ド傑作！

確かに前半は犬お供にジョンウィックよろしく
奴らを高く吊るせ黄金無頼荒野で用心棒なんだけど
度を越えてジジイが強ええのなんの
スティーヴン・ラングの100倍強い
ブルースウイルスの100倍タフ
もう一人エクスペンダブルズ状態。

ジジイNEVER DIE！

しかもこいつセリフがほとんど無い。
男は拳ならぬつるはしで語る。

命乞いするワルなど殺る価値も無いとトドメも刺さず
更なる巨悪に向かってゆく。
正にハードボイルド！そうハードボイルドなのだ。
この作品がそこらのリベンジアクション超えてるのは
一々絵面がカッコいい！キマリまくってるのだよ。
さらに勢いだけではない練りに練られたディティールに
センスが生んだアイデアが炸裂する。

そして90分という尺でやりきったのがグレイト！。

ジジイはやりきった。

ナチもやりきった。

チャンネーもやりきった。

犬も馬もやりきった。

POPソングは3分エンタメは90分だ。
そして何よりも何よりも
なんでもありなやりすぎご都合主義などとっくに超えた作る側の
圧倒的なテンション・圧・かましたる感がハンパ無い。
アッパレブラボーファンタスティックアメージング！
これぞ魂のエンターテインメント！
感動した！
サイコーだ！！！